女優の山田杏奈と俳優の奥平大兼が、WOWOWで今年放送される連続ドラマ『早朝始発の殺風景』でW主演を務めることが明らかになった。
原作は『体育館の殺人』などの青崎有吾。脚本監修は『ファイトソング』『にじいろカルテ』などの岡田惠和、脚本は濱田真和 。お互い話したことも無いクラスメイトの殺風景(山田)と加藤木(奥平)がなぜか早朝始発の列車で遭遇。そこから最終話までストーリーが繋がっていく中、ほぼ全編が二人芝居という、非常に高度な演技力が要求される密室型青春ミステリー。
山田は「ひとつの空間の中での会話劇、という題材にわくわくしました。 台本を初めて読んだ時、ひとつのシーンと台詞の長さにまず驚いてこれまでで一番台詞を覚えるのに苦労しました。殺風景のクールさととある目的のための意志の強さを大切に演じさせていただきました。 各話魅力的なキャラクター、会話の中でひとつの真相が見えてくる面白さをぜひ楽しみにしていただければ幸いです!」とアピール。
奥平は「初めて連続ドラマの主演を務めさせていただけるとわかった時、とてもうれしかったのと同時に今までよりも強く責任感を感じました。初めて台本を読んだ時に、特殊なシーンが目に止まりました。台本を読みながら『このシーンはどうなるんだろう』などと一人で考えて楽しんでいました。そして僕が演じる加藤木は至って普通っぽい子ですが、山田杏奈さん演じる殺風景は特殊な役柄なので実際にお芝居をするまで空気感やテンションなども予想がつかなったので、いろいろな不安はありました。でも現場に入って時間が経つにつれ、特殊な殺風景を相手にするのが楽しくなっていきました。今回、全体的に長くて独特な台詞回しがとても印象に残っています。そこにキャラクターの個性が加わっていて、いろいろな場面で見応えがある作品だと思います。ぜひ楽しんで見て貰えたらと思います!」とメッセージを寄せている。