SONYロゴを配した時計付き「wena 3」限定版。Xperiaに合うデザイン採用

ソニーは、SONYロゴを配した時計付きのスマートウォッチ「wena 3」限定モデル、「wena 3 Frosted Black Edition Styled for Xperia」(型番：WNW-SB22A/B)を1月28日に発売する。1,000台限定で、価格はオープンプライス。店頭価格は75,000円前後を見込む。

wena 3 Frosted Black Edition Styled for Xperia(右と中央)

wenaシリーズ初のソニーロゴを配したアナログ時計を採用

wenaシリーズとして初めて、ソニーロゴを文字盤と背面に配したアナログ時計を備えており、バックル部にはブラックのwena 3モジュールを搭載。

同社スマートフォンの上位機種「Xperia 1 III」(フロストブラック)とデザインを合わせ、「Xperiaのデザインに調和する凛々しさと力強さを体現した」というフロストブラックでスタイリングしている。

Xperia 1 III(フロストブラック)とデザインを合わせた

ヘッド部のアナログ時計は、文字盤に落ち着きのあるマット加工を施し、ソニーロゴもさりげなく配置。インデックス(目盛り)は微細なヘアライン加工で、艶をやや抑えた質感とした。背面のロゴの部分は艶のある仕様で、角度によってさりげなく輝くようにしている。

文字盤には「SONY」ロゴをさり気なく配置

背面

クロノグラフのストップウォッチボタンは、Xperia 1 IIIのシャッターボタンと同じクロスローレット模様。先かん(ケースとバンドをつなぐ部分)をなるべく低い位置にすることで腕にフィットする構造にし、ソリッドバンドを用いることで、快適な装着感を追求した。

ストップウォッチボタン(下)は、Xperia 1 III(上)のシャッターボタンと同じクロスローレット模様を採用

バックル部には、Suicaなどの電子マネー機能に対応し、大型ディスプレイも備えた「wena 3」のブラックモジュールを備える。wena 3は通常仕様だが、バンドは同製品オリジナルのものとなる。

wena 3の主な機能は従来機種と同じで、専用アプリとも連携する

ヘッド部の内蔵電池はSR927Wで、新規電池使用時の動作時間は約5年。キャリバーはCal.0S20。精度は平均月差±20秒/月。ケースサイズは43.2mm、厚みは14mm。バンド幅はヘッド取付部が約22mm、ディスプレイ部が20mm。ケースとバンドの材質はSUS316L。風防材質は表面が球面ミネラルガラス。裏面は平面ミネラルガラスで、内面印刷を施している。防水性能は5気圧防水。

保証期間は1年、部品保有期間は製造終了から3年。この期間中であれば修理対応可能だが、製造終了以降、長期間が経過した場合には、修理や部品交換には対応できない可能性があるという。

wena 3にカメラシャッター機能追加。音楽再生操作も

なお、同製品の発売に合わせて、すべてのwena 3にソフトウェアアップデートを提供開始。カメラシャッターとミュージックコントロールの新機能を追加する。

このアップデートにより、Xperiaとwena 3を組み合わせて使う場合は、標準のカメラアプリに加えてプリインストールのカメラアプリ「Photography Pro」のシャッターも切れるようになり、その際はwena 3側のアイコンが「Xperia camera app」という表示に切り替わる。詳細は別記事で紹介している。

プリインストールのカメラアプリ「Photography Pro」のシャッターを切れるようになり、wena 3側のアイコンは「Xperia camera app」という表示になる

ミュージックコントロールの利用イメージ

wena 3の詳細

wena 3は既報の通り、腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を内蔵。Suicaをはじめとする電子マネー機能が利用でき、大型の高輝度有機ELディスプレイで残高を確認できるほか、スマホと連携して電話の着信やメール、SNS、スケジュールの通知を受け取れる。Amazonの音声サービス「Alexa」にも対応する。

活動ログ機能も備え、加速度センサーとデュアル光学式心拍センサー(緑LED+赤LED)により、歩数、消費カロリー、心拍数、消費カロリー、睡眠の深さなど、日々の活動を計測してアプリで管理できる。最大酸素摂取量(VO2 Max)やストレスレベルの推定も可能だ。連続動作時間は約1週間。防水性能は5気圧。wena 3専用充電コネクター、USB Type-Cケーブルなどが付属する。