猫を飼っている方あるあるが「障子をビリビリにされること」。張り替えてもよじ登られたり飛び込まれたりして、気づけばボロボロに……。

絵描きとして活動する絵子猫(ECONECO)さん(@ECONECOxxx)も、一緒に暮らす愛猫に障子をズタボロにされたそうですが、年末に張り替えた際、ちょっとアイデアを加えたとのこと。その障子がTwitterで話題になっています。

年末は必死に障子の張り替え
猫にズタボロにされ続けてきた結果
ぜんぶ布にした仕様がこちらです(@ECONECOxxxより引用)

  • (@ECONECOxxxより引用)

障子紙ではなく布を張ったら猫に破られないだろうというアイデア、実用性だけでなく、カラフルな布に光が透けて、まるでステンドグラスのよう。ちなみに障子の前の猫さんが、破った本人(本猫?)だそうです。

このアイデアたっぷりの障子に「めっちゃ綺麗ー 素敵」「とってもかわいい 今後、和室のある家に住むようになったら真似させていただこうかしら」「ぬこ様の表情がなんともwww てか布障子素敵だなぁ」と、多くの反響が寄せられています。

「ウチも猫いるので猫用障子紙にしてましたが、次穴開けられたらウチも布にしたいと思いました」「自分好みの布で仕上げてみたい。いやぁ素敵だ」と、この布張りの障子にチャレンジしてみたいという声も。

グルーガンで裏側から布を張り付けたというこの障子、よく見ると様々なパターンの布が貼られています。この布の一部は、投稿者でありイラストレーターの絵子猫(ECONECO)さんご自身が描いたイラストがあしらわれた布だそう。リボンのモチーフやハリネズミが描かれた緻密でガーリーなイラストは、障子に張るとレトロな雰囲気があり、和室にも合いそうです。

  • (@ECONECOxxxより引用)

投稿者の絵子猫(ECONECO)さんに、布張りの障子を作った際にこだわったポイントや、苦労した点を伺いました。

投稿者に聞いてみた

――パステルカラーの可愛らしい障子ですが、張る際にこだわられたポイントはありますか?

イラストレーターなので自分の絵柄の布がたくさんあるのですが、障子から光が入ってくるように、なかでも生地が薄いものを選びました。絵柄ものは2種類だけで、あとは、シンプルな柄ものの余り布を適当に貼っています。

  • (@ECONECOxxxより引用)

――障子紙の替わりに布を張るのは慣れない作業かと思いますが、苦労した点はありますか?

布をピンと貼るのに苦労しました。柄の合わせについては特に計画性はなく、ミントの差し色のバランスだけ見ました。

――張り替えた後の猫さんの反応はいかがでしたか?

障子の上に神棚がありまして、これまで障子を駆け上って神棚に登りたいようだったのですが、布にしてからできない様子です。仏壇には上がりますが……。

  • 仏壇に上がる猫さん(提供元:絵子猫(ECONECO)さん(@ECONECOxxx)

――猫さん、チャレンジャーですね!?

こちらは現行犯逮捕しました。

  • おすまし顔の猫さん(提供元:絵子猫(ECONECO)さん(@ECONECOxxx)


愛猫のイタズラがきっかけで生まれたというカラフルな布の障子。絵子猫(ECONECO)さんが苦労して仕上げた障子の前であくびをする姿にはちょっと余裕も見えますが、これからの攻防も気になることです。