米NVIDIAは1月11日(現地時間)、同社製グラフィックスカード向けドライバの最新バージョン「NVIDIA GeForce Game Ready Driver 511.17」のリリースノートを公開し、その中でCUDAコアとGPUメモリを増やしたマイナーチェンジモデル「NVIDIA GeForce RTX 3080 12GB」を発表した。ドライバ自体は14日(米国時間)に公開される。

  • 画像はGeForce RTX 3080 10GB Founders Edition

NVIDIA GeForce RTX 3080 12GBは、CUDAコアを8,960基搭載し、GPUメモリにGDDR6X 12GBを組み合わせるグラフィックスカード製品。メモリインタフェースも384bitに高速化したほか、消費電力も350Wへと微増している。これまで展開されてきた10GB版GeForce RTX 3080との主な違いは以下の通り。

仕様 GeForce RTX 3080(10GB) GeForce RTX 3080(12GB)
CUDAコア数 8,704 8,960
ベースクロック 1.44GHz 1.26GHz
ブーストクロック 1.71GHz 1.71GHz
VRAM 10GB GDDR6X 12GB GDDR6X
メモリインタフェース 320-bit 384-bit
最大消費電力 320W 350W

なお、バージョンナンバーが500番台に突入した「NVIDIA GeForce Game Ready Driver 511.17」は、今回発表されたNVIDIA GeForce RTX 3080にしか対応していない。その他のモデルでは同日公開された「497.29」が最新版となっており、新発売の『ゴッド・オブ・ウォー』や『レインボーシックス エクストラクション』『モンスターハンターライズ』などへの最適化が行われている。その他の詳細はGeForce公式ブログに詳しい。