ふたり分の料理をのせる大皿、ペアのマグカップなど、同棲をはじめると買いそろえたい食器。今回はひとり暮らしや実家暮らしとは異なる、同棲生活でそろえたい食器選びの基準を、具体例を挙げながら紹介。食器にこだわることで、毎日のおうちごはんがより楽しくなるかも!
カトラリーは色やデザインをおそろいに
カトラリーは種類もデザインも豊富な分、好みが分かれるところ。ただ、ふたりでバラバラのデザインのものを買うと、いざテーブルに並べたときに、ちぐはぐ感が出ることも……。ふたりの新生活がはじまる最初の一歩のところなので、ぜひ意見を合わせて同じデザインのものを選んでみて。
そのうえで、まずはじめにそろえておくべきカトラリーは、「箸・スプーン・フォーク」の3種類。
箸を選ぶポイントは「長さ」と「重さ」。箸の長さは成人男性が23.5センチ、成人女性が21.5センチくらいが目安。重さは軽いと手や指への負担が少なく、重いと耐久性に優れていることが多いですよ。「夫婦箸」などペアで売られていることも多くデザインも豊富なので、比較的おそろいにしやすいはず。
スプーンとフォークは、まずは大・小の2サイズをそろえておけば十分。パスタやカレーなどを食べる大きなサイズは「デザートスプーン・フォーク」とよばれるものが幅広い料理に使えるので便利。ケーキやフルーツなどに使用する「ティースプーン・ケーキフォーク」といった小さいサイズも意外にないと困るので忘れずに。同じサイズ・同じデザインのものをペアで買ってくださいね。
ふたり分の料理が載る大皿の選び方
同棲をはじめるなら、ふたり分の料理が載るメインの大皿も外せません。メインディッシュ1人前を乗せるときも、ふたりでシェアするときにも使いやすいのが、21〜24センチ程度のサイズ感。形状は平らなものより、少し深さのあるものが幅広く使えて便利。
どんな料理にも合わせやすいのは白いお皿。食材の色を引き立てるなら黒、食卓に彩をもたせるならカラフルなお皿がオススメ。また、フチにデザインが入っていると料理を盛りつけた時に美味しく見えるといわれています。
あると便利な茶碗や取り分け皿
茶碗や、大皿料理を楽しむなら取り分け用の取り分け皿も必要ですね。茶碗はめおと茶碗のように大小セットになったものもあるので、デザインや食べる量に合わせて選んでみて。
取り分け用のお皿は、15〜18センチ程度の中皿をそろえておくと、ケーキ・サラダ・おかずなど幅広く使えるのでオススメ。
デザインは大皿に合わせてもいいですし、デザインは同じで色が違うものを選んでもテーブルが華やかになってオシャレ。ふたりの出身地や、ふたりで旅行した思い出の地の焼き物を選ぶのもステキですよ。
晩酌の時間を楽しむためのグラス
ふたりで晩酌を楽しむなら酒器にこだわってみては? ふたりが好きなお酒の種類や好みのデザインに合わせて、こだわりの酒器を選んでみて。
日本酒
日本酒を入れるのにもっともポピュラーなのが「おちょこ」。さまざまな素材やデザインがあり、酒器によって味わいの違いが出るそう。
ワイン
ワイングラスは最も一般的な「チューリップ型」のグラスを1セット持っておけば十分。グラスは薄い方が、口上がりがよくてオススメ。
焼酎やウイスキー
壊れにくく長く使える、強化ガラスなど耐久性の高い素材で作られたモノを選ぶのがオススメ。また食器洗浄機で洗えるグラスは、ラクにお手入れができて使いやすいのもうれしい。
ビールやハイボール
飲み物の温度を長時間キープしてくれる真空断熱式のタンブラーなら、冷たいビールやハイボールを冷たいまま楽しむことができるので、持っておくといいかも。
上手に活用したい保存容器
毎日忙しい共働きカップルなら、日々の食事を作り置きすることができる保存容器もうまく活用してみて。食材の保存や保温・保冷に便利なホーロー容器、電子レンジであたためられる耐熱性素材の保存容器、お弁当箱代わりに使えるプラスチック素材のものなど、機能性の高い保存容器は持っておくと便利。
柄やデザインにこだわった保存容器も多く、食卓にそのまま出せるものも多いので、帰宅後の夕食準備の時間短縮に繋がることも。その分、ふたりでゆっくりする時間が取れますよ。
まとめ
いかがでしたか? これから毎日の食卓で使うものだからこそ、ふたりで満足するものを選びたいですよね。同棲生活が長くなれば、今回紹介した食器以外もほしくなっていくはず。そのころには、どんな料理を盛りつけたいか、どんなデザインをそろえたいか、ふたりで具体的なイメージが膨らんでいるかもしれません。ぜひ、ふたりだけのこだわりの食器を集めてみてくださいね。