おいしいものを食べて、新しい年を気分よく迎えようという人も多いのではないだろうか。そんな人にぴったりの、コスパもうまさも両方兼ね備えたかっぱ寿司の年明けフェアをここでは紹介していきたい。
コロワイドグループのかっぱ寿司は「The! 日本大漁まつり」フェアを1月12日~2月26日の期間開催する。今回は同フェアで提供される珠玉ネタを一足先にいただいてきたのでレポートしていこう。
郷土料理や漁港飯のアレンジメニューを紹介
今回のフェアでは全国各地から取り寄せた素材を使った寿司と、その土地ならではの郷土料理などを寿司にアレンジした2パターンを用意したという。
まずは郷土料理や漁港飯を寿司に仕立てたメニューからみていく。
「まるで海鮮丼 どっさり重ね盛り」 2貫330円
食感・見た目の相性にこだわって作られた一皿は、ねぎとろ・サーモン・ほたて・甘えび・いくら・とびこなどをのせている。素材本来の旨みに加え、たくわんや玉ねぎ、とびこの食感が合わさり口の中でおいしさのハーモニーを奏でる。
大葉が爽やかさを演出し、ボリュームはありつつもあっという間に食べ終わってしまった。食べる際は海鮮丼のように上から醤油をたらし、崩しながら食べるのがポイントだ。
「郷土料理はらこ飯だし醤油炙りサーモンいくらのせ」 2貫220円
宮城県の郷土料理「はらこ飯」を寿司にアレンジした一皿。同社オリジナルのだし醤油を塗り、炙ったサーモンにいくらをのせて提供する。炙ることでサーモンの香りと旨みがより際立っていた。
「青森県産 蒸しホタテの浜焼き風にぎり」 2貫220円
タレを塗って浜焼き風に仕立てたことで、香ばしさが引き立つ一皿に。少し甘めのタレで、子どもも食べやすい味に仕上がっている。
「九州郷土料理寒ぶり りゅうきゅう仕立て」 2貫165円
新鮮な魚を醤油や酒、みりん、ごま、しょうがと和えた、大分県の代表的な郷土料理「りゅうきゅう」をかっぱ寿司風にアレンジ。店舗でさばいた寒ぶりを使用した「りゅうきゅう」は、プリッとした食感にゴマの風味が相性抜群だ。
日本の各地から取り寄せた"うまい"ネタの数々
「オホーツク海 ジャンボほたて」※数量限定 1貫330円
通常提供しているほたてよりも約2倍の大きさを誇る本商品。大きすぎて筆者の口には収まりきらないため、2口でいただく。重量級のホタテだが、旨みがしっかり凝縮されており噛めば噛むほど甘みが口に広がる。
「本鮪中落ち包み」 1貫220円
ただでさえ希少な「本鮪」。その中骨周りから少量しか取れない中落ちは「究極の赤身」と呼ばれる。そんな貴重部位の販売量を確保するため、約1年間を費やしたそう。濃厚でとろけるような食感の中落ちを、有明産の海苔でくるっと巻き一口で食べると、よりそのおいしさを実感できるだろう。
「焼津港水揚げ とろかつお」 2貫165円
商品企画の責任者イチオシの一皿がこちら。最近は獲れる年・獲れない年があるという「水揚げ とろかつお」。今年は水揚げがあると聞きつけ、急いで買い付けに動き、なんとか提供に至った一品だという。その名にふさわしい、とろっとした脂の旨みを味わえる。
「兵庫県産 ほたるいかの醤油漬け」 1貫165円
醤油ダレに漬け込んだほたるいかは生臭さなどは感じず、少し濃いめの味がお酒のアテとしてもぴったり。醤油などはかけずにそのままで。大葉の爽やかさも相まって大人の味に仕上がっている。
「駿河湾産 釜揚げしらす軍艦」 2貫110円
ふっくらとやわらかな身の釜揚げしらすは、程よい塩味が効いている。こちらは、そのまま、またはだし醤油を少し垂らして食べるのがおすすめだ。
「北海道産 するめいかソーメン」 2貫220円
シャリの上に、細切れにした北海道産するめいかと大葉を乗せている。するめいかの上品な甘みと旨み、コリコリした食感がやみつきになる一品だ。
黒いスープ!? 「なんつッ亭」監修の豚骨ラーメンが登場
続いては、かっぱ寿司2018年から力を入れている、本格ラーメンシリーズの新商品を紹介。
本格ラーメンシリーズは、"有名店の味を身近なかっぱ寿司で"をコンセプトに2018年から展開されている。今回はその第16弾として「なんつッ亭」が監修した「秘伝の黒マー油豚骨ラーメン」が1月12日~2月28日の期間、提供される。
「なんつッ亭」の代名詞である「黒マー油」は、黒さと焦がしニンニクによる香ばしさが特徴。実際、運ばれてきた瞬間からニンニクの香りが食欲をそそる。
インパクト抜群の"黒いスープ"は、ソフトでマイルドな豚骨スープに香ばしい黒マー油を加えている。説明だけを聞くとこってりと言ったイメージだが、濃厚なコクは感じるものの醤油がサラッとした口当たりを演出し、軽やかに食べることができる。また、少しちぢれた中華麺を使用することでつるっと喉越しすっきり。
締めにもちょうど良いサイズ感で、寿司を楽しんだ後も残さず食べることができた。
年明けから日本全国の"うまい"を堪能し、心が満たされ、やる気がみなぎった。皆さんもぜひかっぱ寿司の上質なネタで、2022年のはじまりを彩ってみてはいかがだろうか。