ヤマハ発動機は1月11日、幼児2人同乗基準に適合した24型子供乗せ電動アシスト自転車「PAS Crew(パス クルー)」の2022年モデルを発表した。2月14日に発売し、価格は178,200円。

  • PAS Crewのマットライトグレー、マットインディゴ

「PAS Crew」は、同社の電動アシスト自転車「PAS」リーズで最上位のアシスト力を備えた24型モデル。低中速ギア選択時の高回転ペダリング(速い足の動き)を適切にアシストする「アシストフィーリング」や、坂道など状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を搭載している。

2022年モデルでは、約25リットルの大型バスケットを備えたほか、子どもの頭部を衝撃吸収材付きヘッドレストで270度包み込む新型リヤチャイルドシート「ハグシート」や、チャイルドシート背面にレイングッズや靴などを収納できるポケットを新搭載した。

  • 子どもの頭部を包み込む新型リヤチャイルドシート。衝撃吸収材を装備したヘッドレストが特徴

  • チャイルドシート背面には、レイングッズやおもちゃ、靴などを収納できる「カバー付き背面ポケット」を搭載

また、子どものシートベルトの肩パッドが自立する「ホッピングパッド」、シートベルトが手軽に着脱できる「マグネットバックル」、子どもがチャイルドシートにまたがりやすくなる「丸形ハンドル」も装備。子どもがチャイルドシートに座った際に脚を大きく広げずに済むよう幅も狭くしており、チャイルドシートの快適性がアップしたという。

  • ハンドル形状を見直し、よりまたがりやすい「丸型ハンドル」を新採用した

カラーリングは従来色のマットアンバー2に加え、マットライトグレーとマットインディゴを新たに追加した。

全長は1,850mm、タイヤサイズは前後とも24×2.0 HE。重さは35.7kg。適応身長の目安は145cm以上(幼児2人同乗時は150cm以上)。1充電あたりの走行距離は、強モードで56㎞、スマートパワーモードで60㎞、オートエコモードプラスで78㎞。充電時間は約4時間。