アイドルグループ・HKT48の田中美久と矢吹奈子が10日、福岡・住吉神社で成人式を行い、振袖姿を披露した。
例年、国内のAKBグループの新成人は東京・神田明神で合同成人式を行っていたが、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響により、HKT48は本拠地である福岡で開催。昨年、1st写真集『1/2少女』で話題を集めた田中と、グローバルアイドルグループ・IZ*ONEとしての活動を終えてHKT48に復帰した矢吹が参加した。
小学6年生の12歳に同グループ3期生として加入し、“なこみく”の愛称で親しまれてきた2人は、自身で選んだという艶やかな振袖姿で登場。その後は神殿にて、新成人として健やかに過ごせるよう祈祷を受けた。
毎年恒例となっている“今年の新成人を表現するなら何世代?”という問いに、2人は声を揃えて「ミラクル世代」と回答。田中は「小学6年生から奈子と一緒に活動を頑張ってきて、成人式を一緒に迎えられたことが本当に奇跡」と話し、矢吹は「これからミラクル(奇跡)を起こせるような世代になれたらという意味を込めてミラクル世代にしました」と笑顔を見せた。
個人の抱負として矢吹は「去年はドラマ(顔だけ先生)に出演させていただいて、お芝居することが楽しいと感じたので、演技のお仕事を今年もやっていきたいです」と女優業への意欲を語り、田中は「去年は写真集を出させていただいて、それから色々な雑誌に出させていただけるようになったので、これからはいろんな面で活躍できるように、そしてたくさんの方にもっと名前を知っていただけたら」と意気込んだ。
コメントは以下の通り。
■田中美久
小学6年生の時にHKT48に加入した私も、本日無事に成人式を迎えることができ、また一つ大人に近づけたような気がしています。このような大切な節目を、ここまで一緒に頑張ってきた奈子と迎えられて、とても嬉しいです。振袖は、何色にも染まらない、自分自身をしっかりと持った人になりたいという思いを込めて白にしました。家族や支えてくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これからも精一杯活動に励むので、温かく見守ってくださると嬉しいです。
■矢吹奈子
本日、無事に成人の日を迎えることができました。日々の生活を当たり前と思わず、日常にある小さな幸せを大切にできる大人になれたらと思います。これまで支えてくださったファンの皆様、関係者の皆様、家族や友人に感謝の気持ちを忘れず、これからもたくさんの方に勇気や元気を与えられる太陽のような存在になりたいです! 20歳の矢吹奈子もよろしくお願い致します。