エン・ジャパンは1月7日、「面接」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2021年11月25日~12月22日、同社運営サイト「エン転職」を利用するユーザー7,206名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、転職活動で面接を「受けたことがある」という人は76%。面接準備としてやっておいた方が良いと思うことを伺ったところ、「想定される質問への回答内容の準備」(69%)、「自分が質問したい内容の準備」(63%)、「企業のホームページの確認」(60%)が上位に。
また、「面接で聞かれたことがある質問の中で、うまく回答できなかった質問は何ですか?」と尋ねたところ、「『何か質問はありますか?』という質問」が最も多く38%。次いで「退職理由」(33%)、「志望動機」(32%)と続き、「今後のキャリアプラン」(全体28%、20代38%、30代32%、40代以上20%)では年代別で最も大きな差がつき、特に20代からは「未経験の業界・職種への転職なのでキャリアプランを具体的に描くのが難しい」といったコメントが寄せられた。
次に、オンライン面接を受けたことがあるか伺ったところ、46%が「ある」と回答。「対面で実施される面接とオンライン面接、どちらが良かったですか?」と聞くと、「対面で実施される通常面接」と回答したのは31%、「オンライン面接」と回答したのは34%、「どちらでも良い」と回答したのは35%と、意見が割れる結果に。年代別の傾向としては、年代が若いほど、オンライン面接を好む割合が高いことが分かった。
オンライン面接の経験がある人を対象に「対面での面接と比べて良かったこと」を教えてもらったところ、「交通費がかからない」(76%)、「スケジュールが調整しやすい」(64%)が上位に。一方、「対面での面接と比べて難しかったこと」としては、「企業の反応や温度感がわかりづらい」(45%)が最も多く、次いで「スムーズな通信環境の準備」(37%)、「企業の社風や社員の人柄がわかりづらい」(36%)と続いた。