ファッション誌『Seventeen』(集英社)専属モデルで女優の出口夏希が、昨年12月に実施された取材会に出席。新成人としての抱負、2021年に印象的だった仕事について語った。
――二十歳になって、こうして着物に袖を通してみていかがですか?
二十歳になったんだと実感しました。緊張して、顔が引きつっちゃいそうでした(笑)。
――そんなに緊張されていたんですね(笑)。二十歳を迎えての意気込みを教えてください。
感謝の気持ちと自分らしさを忘れず、全力で頑張っていきたいです。
――出口さんが考える“自分らしさ”とは?
飾らない自分でいたいです。演技でもうそっぽくなるのが嫌と言うか……しっくりこなくて。(お芝居は)気持ちを入れると本当になるじゃないですか? 先輩方のお芝居を見させていただいていて、すごいなって思います。
――共演してすごいと思った方が?
はい! いつも圧倒されてます(笑)。
――2021年に放送された『ガールガンレディ』(MBS)では同世代の女優の方々と共演されました。主演の白石聖さんも「すごい」と思わせてくれる女優の一人ですが、共演してみていかがでしたか?
初めてお会いした時にオーラがすごくて、見惚れてしまいました。
――作中に登場したチーム“アルファタンゴ”のメンバーである白石さんたちとは、撮影の間の休憩中もたくさんお話されていたそうですね。
アルファタンゴのみなさんとは、ずっと食べ物の話をしていました(笑)。
――出口さんにとって、二十歳はどんなイメージでしたか?
16、17歳くらいの頃に思い描いていた二十歳はすごく大人なイメージだったんですけど、今も当時と中身がそこまで変わってなくて(笑)。二十歳になったという実感がわかないですね。
お仕事に対する向き合い方は変わってきていて、それが一番の成長だと思います。準備していったものを現場で出して褒めてもらえた時はすごく嬉しい。2022年も色んな作品に挑戦したいです。
――2021年に一番印象的だったお仕事を教えてください。
お仕事で一番印象的だったのは、Netflixの『舞妓さんちのまかないさん』のオーディションを受けて、出演が決まって撮影をしたことです。元々オーディションには苦手意識があったのですが、準備していったことをちゃんと出すことができて、楽しいと思えるようになりました。
――プライベートで一番印象的だったことは?
スノボーにはもう行かないかもと思ったことです(笑)。
――また行きたいではなく、もう行かないかもと思ったんですね(笑)。
スノボーに行くのは初めてだったんですけど、雪は硬くて転ぶと痛くて(笑)。
――では最後に、二十歳になって新たに挑戦したいことを教えてください。
二十歳は、お休みの日にできる趣味を見つけたいです。料理教室、ボクシング、ガラス細工……興味はあるんですけど、どれも行けてなくて(笑)。
――以前マネージャーさんから『天使なんかじゃない』(集英社、矢沢あい)を勧められたとおっしゃっていましたが、その後、漫画は読まれていますか?
『天使なんかじゃない』すごく好きでした! ずっとキュンキュンしてました(笑)。漫画は読み始めると、没頭しすぎてしまって他のことに手がつかなくなるので、あまり読めていないですね。
――同じく矢沢あいさんの作品で『ご近所物語』は読みやすい巻数かつ『天使なんかじゃない』とリンクしていて面白いので、ぜひ(笑)!
わかりました(笑)!
出口夏希(でぐち・なつき)
2001年10月4日生まれ。東京都出身。2018年に「ミスセブンティーン2018」に選出。2019年には「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作品『ココア』でテレビドラマ初出演で初主演を果たす。2021年は『ガールガンレディ』(MBS)、『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)に出演した。