2022年1月8日、甲府駅から少し離れた幹線道路沿いに、「ドスパラ甲府飯田店」がオープンしました。「ドスパラ鹿児島アクロスプラザ与次郎店」との同時オープンです。今回はオープンしたばかりの「ドスパラ甲府飯田店」にお邪魔してきました。
甲府には、以前にもドスパラがありましたが、2020年11月7日で閉店しています。ドスパラはこの1年、地方都市ロードサイドに比較的大きめの店舗を次々とオープンしており、その流れで甲府にも新店舗がオープンすることになりました。
新店舗は、広いだけでなく、多くの周辺機器を実際に触れる「体験型」をうたっています。特に、さまざまなタイプがあるゲーミングデバイス選びにおいて、体験できるメリットは大きいでしょう。
店舗は山梨県甲府市飯田5丁目17-38にあり、車の場合は甲府駅から約6分のアルプス通り沿い、甲府西中北西交差点のそば(地元の人は「以前タイヤ館があった場所」の方がわかりやすいでしょう)、徒歩ならば甲府駅より17分、あるいは甲府駅バスターミナルから敷島営業所方面行きに乗って「甲府地方気象台」下車徒歩4分です。
なお、オープニングセール中は、店舗駐車場が使えないため、車で訪れた場合は甲府駅前にあるダイタ第二駐車場(セール中の利用で最大120分無料)を利用する形でした。甲府駅からは、南口のロータリーでシャトルバスに乗って移動します。
ドスパラ甲府飯田店は、店舗面積314平方メートルと旧甲府店の100.2平方メートルの約3倍の広さを誇ります。什器数も34から99と、ほぼ3倍に増えましたが、最近のドスパラ店舗からするとややコンパクト。同日オープンのドスパラ鹿児島アクロスプラザ与次郎店ほどではありませんが、少々詰め込んだ店舗構成でした。
環境展示も鹿児島同様1つだけで、自作スペース「ドスパラボ」と、ゲーミングチェアの展示販売は省略されています。ゲーミングチェアの展示販売に関しては、場所を取るだけでなく、ドスパラ新店舗すべてで行っているわけでもないので、しかたないでしょう。
ドスパラ店舗の基本的な構成は変わらないものの、少しづつ新要素が加わります。今回はマウスの重さを実感させるためか、「電子はかり」が置いてありました。
最近、極軽量マウスが多くリリースされており、重さも購入する際に重視するポイントの1つとなっています。最軽量と最重量で3倍ほど重さが変わるので、実際に重さを体感しつつ、フィーリングをチェックできるのは、うれしいところでしょう。
即納パソコンが一覧で掲示されていたのも好印象です。カスタム要素の多いゲーミングPCは、BTOのイメージが強いのですが、これまでの店舗の中には即納パソコンとして段ボールに入れて置いてある店舗もありました。これはこれでわかりやすいのですが、場所を取るのと景観を損ねる問題もあります。店舗に段ボールを置かずにリストを掲載することが、解の1つかもしれません。
なお、ドスパラ甲府飯田店は「フォートナイト愛」に溢れていました。展示の間にさりげなく『フォートナイト』グッズが展示されているだけでなく、入店して目立つ位置にあるゲーミングパソコンでは、なぜかすべて『フォートナイト』が実行中(偶然?)。しかも、結構建築された状態で動いていたので「開店準備って建築しているのかしら?」と思ったほど。補足すると、『フォートナイト』では、守りを固めて攻撃しやすくするために、スタートしたらまず資材を収集して、砦のようなものを建築するのがセオリー。建築が進んでいるのはプレイ開始から時間が経過していることを意味します。