女優の朝夏まなとが主演を務めるミュージカル『モダン・ミリー』が2022年9月に日比谷・シアタークリエてに上演されることが7日、明らかになった。

ミュージカル『モダン・ミリー』

ミュージカル『モダン・ミリー』

同作は1967年に公開されたジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画『モダン・ミリー』の舞台化作。楽曲をほぼ一新し製作されたブロードウェイ版は歌と踊りに彩られた上質なミュージカルとなり、2002年にトニー賞作品賞や主演女優賞などを受賞、大ヒットした。1920年代のニューヨークを舞台に「大切なのはロマンスよりも理性!」をモットーにモダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーの姿を描く。

当初2020年4月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大による政府発出の「緊急事態宣言」を受け、残念ながら開幕直前に公演中止となり、今回、満を持しての上演となる。映画ではジュリー・アンドリュース、ブロードウェイ版ではサットン・フォスターが演じた主人公・ミリーを務めるのは、宝塚歌劇団宙組トップスターを務め2017年に退団後、『マイ・フェア・レディ』『Little Women -若草物語-』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『ローマの休日』など話題作に主演を重ね、2020年に第45回 菊田一夫演劇賞を受賞、演技・歌・ダンス全てで客席を魅了する、朝夏まなと。

さらにジミー・スミス役で中河内雅貴、ミス・ドロシー・ブラウン役で実咲凜音、トレヴァー・グレイドン役で廣瀬友祐、マジー・ヴァン・ホスミア役で保坂知寿、ミセス・ミアーズ役で一路真輝が出演する。演出は、『SHOW-ism』シリーズを手掛け、『Little Women -若草物語-』『マドモアゼル・モーツァルト』ほか、本年1月の『リトルプリンス』でも手腕を見せる小林香が務める。

朝夏まなと コメント

シアタークリエにセットが組まれてるのを見ながら解散したあの日は、仕方ないと思いつつやるせない気持ちでいっぱいになりました。
あれから2年、こうして復活できること、心から嬉しいです!!
登場人物がみんな一癖あり、愛すべきキャラクターです。なにが飛び出てくるかわからない面白さがあります。
それに歌、ダンス、タップ満載のとにかく明るく元気になれるミュージカルです!
生きる希望をお届けします! ぜひ劇場にお越しくださいね。

中河内雅貴 コメント

前回の公演中止は本当に悔しかったし寂しかったし今までに経験した事のない感情に襲われましたが、2年という月日を経てまたこの作品に携われてやっとお客様に観劇していただく事が出来るのは心の底から大変嬉しく思います。
出演が決まった時、なんか心が解放された様な気持ちになりました。とても嬉しかったです。 『モダン・ミリー』はまず、音楽がとても良いです!耳にも残る良い曲ばかり!
上演出来なかったのに2年経った今でもたまに口ずさみ唄いますもん。それくらい心に残り最高です。
あとは登場人物の個性豊かなキャラクター達と、実力と華のあるキャスト達! これは必見です!!

実咲凜音 コメント

2020年の時は、お稽古も終わり、いざ舞台へというタイミングで中止になってしまったので、 今回お客様にやっとお届けできるんだという喜びが大きいです。
『モダン・ミリー』は無条件にハッピーになれる作品なので、今の時代に必要な笑顔を沢山 受け取れる作品だと思います。
客席と一体になってこの作品をお届けしたいです! 乞うご期待!

廣瀬友祐 コメント

前回の公演中止はとても残念な運びになってしまいましたが、世界中の誰もがそれぞれの環境で辛い思いをしていたと思います。
時を経て再び集結できること、再び上演のチャンスを頂けたこと、そこに自分がいれることに心から感謝しました。今の自分にできる新たな挑戦にしたいと思っています。
『モダン・ミリー』は、劇場に来て頂けたら笑顔でお帰りいただける作品です。
楽しみにしてくれていた方々と劇場で会いたい。それが全てです。

保坂知寿 コメント

劇場入りを目前に、止まってしまった前回の公演。
仕込まれても、明かりがあたらずにいた道具や衣裳が輝く時が来る!感慨深いです。
もちろん、私達も準備万端で臨みます!
楽しい楽曲満載で、前向きになれるミュージカル。時代を感じさせるファッションも見所です!

一路真輝 コメント

『モダン・ミリー』は、ブロードウェイミュージカルの醍醐味を堪能出来る本当に素敵な作品です。2020年は初日を目前に悔しい思いをしましたが、こうして皆様に観て頂けることになり、とても嬉しいです。
前回築き上げたところから更に上を目指して、怪しいけど(笑) 愛嬌のあるミセス・ミアーズを演じたいと思っています。