アイデムは1月6日、「仕事探しに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2021年11月2日~12月5日、2021年11月に同社運営の求人サイト「イーアイデム」を通じて求人に応募した会員335名を対象にインターネットで行われた。
今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいたところ、全体で38.8%が「はい」と回答し、4割を下回った。
正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかと尋ねたところ、「将来にわたって安定して働きたいから」(72.7%)、「社会保険に加入できるから」(59.1%)、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」(48.5%)が上位に。
仕事探しにおける新型コロナウイルスの影響の有無との関連をみると、「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「興味のある仕事が正社員での募集だったから」で14.5pt高く、一方、「感染症影響なし」の人は「感染症影響あり」の人よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」で16.0pt、「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」で15.3pt、「将来にわたって安定して働きたいから」で14.6pt高かった。
同様に、パートまたはアルバイト希望者に対し、なぜその雇用形態を希望するのかを聞くと、「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」(68.5%)が最多に。次いで「生活との両立を図りたいから」(40.8%)、「扶養の範囲内で働きたいから」(24.5%)と続いた。
仕事探しにおける新型コロナウイルスの影響の有無について、「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人と比べて、「気楽に働きたいから」と「生活との両立を図りたいから」で4.4pt、「一定期間で計画的に働けるから」で3.2pt高い結果に。一方、「感染症影響なし」の人は「感染症影響あり」の人よりも「正社員としての職が得られないから」が5.5pt、「扶養の範囲内で働きたいから」が4.4pt、「すぐに働き始めたかったから」で4.0pt高くなった。
次に、求人情報に記載されていると仕事内容が想像しやすい事項は何かと尋ねたところ、正社員希望の人で最も多かったのは「求める人材の特徴・タイプ」で63.6%。次いで「1日の流れ/スケジュール例」(47.0%)、「仕事の難易度」(42.4%)という結果に。一方、非正規希望全体でみると、「1日の流れ/スケジュール例」(46.1%)が最も多く、次いで「仕事の難易度」(42.9%)、「求めている人材の特徴・タイプ」(42.0%)と続いた。