石巻市とJR東日本仙台支社は6日、震災復興・観光振興の一環として、石巻にゆかりのある石ノ森章太郎氏のマンガキャラクターを描いたラッピング列車「仙石東北ライン マンガッタンライナー」(HB-E210系・2編成4両)を1月中旬に運行開始すると発表した。

  • 「仙石東北ライン マンガッタンライナー」のイメージイラスト(画像提供 : JR東日本仙台支社)
    (C)石森プロ (C)石森プロ・東映

今回の取組みでは、石ノ森萬画館(石巻市)が開館20周年を迎えたことに加え、石巻を訪れる人の多くが仙石東北ラインを利用することもあり、石巻圏の観光を盛り上げていくため、仙石線を走る「マンガッタンライナー」と同様のラッピングが仙石東北ラインの車両にHB-E210系に施される。外装ラッピングは石ノ森章太郎氏の作品『サイボーグ009』『仮面ライダー』『がんばれロボコン』などのキャラクターが描かれ、楽しい雰囲気のラッピング列車になっているとのこと。

「仙石東北ライン マンガッタンライナー」は2022年1月中旬から順次、仙石東北ライン(仙台~石巻)の定期列車で運転を開始する。なお、一部列車は仙台~女川間および仙台~小牛田間でも運転するとのこと。お披露目を兼ねたイベントの計画もあり、内容が決まり次第、発表するとしている。