米Lenovoは1月5日(現地時間)、顧客体験を徹底的に追求するプレミアムラップトップ「ThinkPad X1」シリーズにおいて、最新モデルとなる第10世代「X1 Carbon」、第7世代「X1 Yoga」、第2世代「X1 Nano」を発表した。
ベーシックなクラムシェルタイプのカーボン採用ノートPC「ThinkPad X1 Carbon」、ディスプレイを380度開閉できる「ThinkPad X1 Yoga」、わずか970gの超軽量ボディを実現した「ThinkPad X1 Nano」に、第12世代Intel Coreプロセッサを搭載した最新モデルが登場する。いずれも性能を引き上げたほか、高性能なカメラやクアッドアレイマイクを搭載してコラボレーション機能を強化。低照度下での画質を改善し、クリアな音声でビデオ通話を行えるという。
また、一部のモデルではNeural Processing Unit(NPU)を内蔵してよりスマートなユーザー検出機能を搭載。カメラから生成したメタデータを利用し、PCを使おうとするユーザーを識別してロックを解除できる。マスクを装用していても利用できるが、より快適に使いたい場合は外すよう案内している。
さらに、3製品ともに探しものトラッカー「Tile」機能を統合している点も特徴。PCをシャットダウンしても最大14日間にわたって所在地を検知することができるとしている。なお、Tile機能の有効化にはWindows用アプリケーションをインストールし、AndroidかiOSデバイスで登録しておく必要がある。各モデルの最大構成は以下の通り。
ThinkPad X1 Carbon
- OS:Windows 11 Pro
- プロセッサ:第12世代Intel Core U15-Series / P28-Series vPro
- メモリ:32GB LPDDR5
- ストレージ:2TB Gen 4 Performance PCIe NVMe SSD
- グラフィックス:Intel Iris Xe Graphics
- ディスプレイ:14.0型 液晶 WQUXGA / OLED 2.8K
- バッテリー:57 Whr
- インタフェース:Thunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI 2.0b×1
- ワイヤレス機能:Wi-Fi 6E 802.11 AX、Bluetooth 5.2、5G sub-6 (CAT20), 4G LTE (CAT16), 4G LTE (CAT4) for PRC (X1 Carbon & X1 Nano) eSIM and Nano SIM
- サイズ:W315.6×D222.5×H14.95mm
- 重さ:1.12kg
ThinkPad X1 Yoga
- OS:Windows 11 Pro
- プロセッサ:第12世代Intel Core U15-Series / P28-Series vPro
- メモリ:32GB LPDDR5
- ストレージ:2TB Gen 4 Performance PCIe NVMe SSD
- グラフィックス:Intel Iris Xe Graphics
- ディスプレイ:14.0型 OLED WQUXGA
- バッテリー:57 Whr
- インタフェース:Thunderbolt 4×2、USB-A×2、HDMI 2.0b×1
- ワイヤレス機能:Wi-Fi 6E 802.11 AX、Bluetooth 5.2、5G sub-6 (CAT20), 4G LTE (CAT16), 4G LTE (CAT4) for PRC (X1 Carbon & X1 Nano) eSIM and Nano SIM
- サイズ:W314.4×D222.3×H15.53mm
- 重さ:1.38kg
ThinkPad X1 Nano
- OS:Windows 11 Pro
- プロセッサ:第12世代Intel Core P28-Series vPro
- メモリ:32GB LPDDR5
- ストレージ:1TB Gen 4 Performance PCIe NVMe SSD
- グラフィックス:Intel Iris Xe Graphics
- ディスプレイ:13型 液晶 2K
- バッテリー:49.6 Whr
- インタフェース:Thunderbolt 4×2
- ワイヤレス機能:Wi-Fi 6E 802.11 AX、Bluetooth 5.2、5G sub-6 (CAT20), 4G LTE (CAT16), 4G LTE (CAT4) for PRC (X1 Carbon & X1 Nano) eSIM and Nano SIM
- サイズ:W293.2×D208×H14.47mm
- 重さ:970g