元バレーボール日本代表でタレントの大林素子が、13日(20:00~21:54)に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』第9話2時間スペシャルに出演することが分かった。

  • 左から沢口靖子、大林素子、内藤剛志=テレビ朝日提供

2022年最初の放送となる第9話では、近畿5府県の科捜研研究員を集めた研修中に殺人事件が発生し、被害者も容疑者も科捜研というかつてない難事件に榊マリコ(沢口靖子)が挑む。大林が演じるのは京都府警の鑑識員・長谷川公子。第2の殺人現場に臨場し、マリコに意外な真実を告げるという役どころだ。

『科捜研』ファン歴15年以上という大林。劇場版公開時の『科捜研ファンの著名人が選ぶ! ベストエピソード』企画では特番や動画に登場して“科捜研愛”を熱弁し、「いつか科捜研に出演したい」と夢を語っていた。今回は、大林が「憧れの存在」とリスペクトする榊マリコ役・沢口のほか、土門薫刑事役・内藤剛志、蒲原勇樹刑事役・石井一彰と共演。映像作品や舞台で女優としている大林だが、大好きな作品だけに「オリンピックより緊張しました!」と明かし、沢口との初対面について「やはり神でした! キラキラした瞳に、思わず見惚れてしまい、吸い込まれてしまうのではないかと思ってしまいました」と感想を述べた。

大林、そしてすでに発表されている長嶋一茂のほか、2時間スペシャルには『科捜研の女 -劇場版-』にも久しぶりに登場した、山崎一演じる元科捜研所長・宮前守も。現在世界最高性能の大型放射光施設・SPring-8の技官を務めている宮前はどんな活躍を見せてくれるのか。ドラマシリーズへの出演は『season13』最終話(14年3月13日放送)以来約8年ぶりとなる。

■大林素子(長谷川公子 役)

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

劇場版公開の際に、“科捜研ファン”として番組でコメントする機会がありました。それ自体、本当にうれしく光栄なことでした。ずっと好きで見ていた作品であり、いつか出演させていただくことが夢のひとつだったので、今回は本当にありがたいお話をいただき、感激でした。うれしくて楽しみな反面、“どんな現場なのだろう”と撮影まで、ずっと緊張していました。

――榊マリコ役・沢口靖子さんと初共演された感想は?

沢口さんは、やはり神でした! ご本人にもお伝えしてしまいましたが、私の憧れの方! キラキラした瞳に、思わず見惚れてしまい、吸い込まれてしまうのではないかと思ってしまいました。待ち時間に、私が「オリンピックより緊張します!」と言ったら、マリコさんが「えーっ」と驚かれ、「バレー時代、すごかったですよね」と、しばしオリンピックトークで気持ちを和らげていただきました。

――土門刑事役・内藤剛志さんと共演した感想も教えてください!

内藤さんとは大阪のお笑いコンテストで審査員としてご一緒させていただいたこともあり、今回の現場でお会いしたときの第一声も、「先日のコンテストでは……」というお笑いに関する会話でした。私の緊張を緩めようとして下さったのだと思いますが、その心配りがうれしかったです。また、「大丈夫ですよ、僕がいますから」と言って下さって、その一言に涙が出そうで……。“これはドラマの1シーンじゃないのか?”と、勝手にマリコさん気分になりました(笑)。おかげで本当に安心して臨むことができました。内藤さんが「これでもう大林さんは鑑識さんだからね!」とファミリーのように言って下さったことがうれしくて、図々しくもまた“いつか”が来るといいな、と……。それが次なる夢となりました。

――蒲原刑事役・石井一彰さんと共演した感想も教えてください!

蒲原さんも、本当に“蒲原さん”でした(笑)! これまで見てきた世界が、本当に存在したんだ、と実感する一日でした。撮影の合間、キャストのみなさんが“この時点では私はここまで知っていて、こう思っている、こう感じている」などと打ち合わせしている姿が、すべて“科捜研”! みなさんが築いてきた歴史が、自然に醸し出す空気に感動しました。私もお芝居をはじめてまだ15年ぐらいですが、またご一緒できるように頑張ろう、と思いました。

――注目してもらいたいポイントなど、視聴者のみなさまへのメッセージをお願いいたします!

注目は、もうぜんぶです! 私がどこに出てくるのか? ぜひ探して下さい(笑)。個人的には、本当に事件があったのか、と思うぐらいの現場の臨場感にも注目してほしいです。また、なかなか私は、緊張で堪能できませんでしたが、美しい京都の景色もお楽しみ下さい。そして今回も展開の塗り替え具合が半端なく!! 科捜研ファンのみなさまにはたまらない作品だと思います! 出演させていただき、改めてキャストのみなさまの素敵さ、それを支えるスタッフさんのすごさを実感。スタッフワークの素晴らしさがこの作品をずっと作り上げ、歴史を塗り替え続けているのだ、と改めて感じました! ぜひたくさんの方々にご覧いただけるとうれしいです。