Acerは1月5日、Acer Nitro 5やPredatorといったゲーミングノートPCシリーズを刷新。最新の第12世代Intel Coreプロセッサや、AMD 6000シリーズプロセッサ、GeForce RTX 3080 Tiグラフィックスなどを搭載した新モデル群を、米ラスベガスで開催しているCES 2022に合わせて発表した。
いずれの製品もEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域や中国での販売予定となり、日本での取り扱いは未定。また、正確な仕様は販売地域により異なるとしている。
Predator Triton 500 SE
Predator Triton 500 SE(PT516-52s)は、ゲームや仕事などで使えるゲーミングPCの「スペシャルエディション」をうたうモデル。画面は16インチで、2,560×1,600ドットの240Hzパネルを搭載可能(モデルにより異なるとする)。最大で第12世代のIntel Core i9プロセッサや、ノートPC向けGeForce RTX 3080 Ti、2TB容量のPCIe Gen4ストレージ、LPDDR5 32GBメモリといった高性能パーツを選択できる。
本体は金属素材を採用した薄型デザインで、独自の冷却機構AeroBlade 3Dファン(第5世代)2基を含むトリプルファンシステムも内蔵する。北アメリカで3月に発売し、価格は2,299.99USドルから。EMEAや中国でも2月に販売を予定する。
Predator Helios 300
Helios 300は、15.6型モデルの「PH315-55」と、17.3型モデルの「PH317-56」の2モデルをラインナップする。こちらも第12世代Core i7プロセッサや、ノートPC向けGeForce RTX 3080 / GeForce RTX 3070 Tiといったパーツを搭載可能。ディスプレイは2,560×1,440解像度もしくは1,920×1,080解像度で、応答速度は最大3ms(オーバードライブ時)。
冷却機構は1基のAeroBlade 3Dファンを含むデュアルファンシステムを内蔵する。15.6型モデルは5月、17.3型モデルは3月に北アメリカで発売し、価格は1,649.99USドルから。EMEAや中国でも2月に販売を予定する。
Acer Nitro 5
Acer Nitroシリーズは、Intelプロセッサを搭載した15.6型モデル(AN515-58)/17.3型モデル(AN517-55)、AMDプロセッサを搭載した15.6型モデル(AN515-46)/17.3型モデル(AN517-42)の4モデルをラインナップする。
Intelモデルでは、最大で第12世代Intel Core i7プロセッサやノート向けGeForce RTX 3070グラフィックスなどを搭載する。一方AMDモデルでは、最大でRyzen 6000シリーズプロセッサや、ノート向けGeForce RTX 3070 Tiグラフィックスなどを搭載可能。ディスプレイは144Hzもしくは165HzのQHDパネルを選択でき、AMD FreeSyncテクノロジーによるなめらかな映像表示にも対応する。
北米では3月から順次販売開始し、価格は1,049.99USドルから。EMEAや中国でも2月以降順次販売開始する。