Phisonは1月3日(現地時間)、CES 2022にあわせて、PCIe 5.0に対応するSSD用のコントローラー「PS5026-E26」を発表した。
2021年9月28日に開発中であることが明かされていた製品。PCIe 5.0はPCIe 4.0から約2倍の帯域幅を備える規格で、PS5026-E26ではARM Cortex-R5を搭載した独自のアーキテクチャ「CoXProcessor 2.0」を採用して最大10GB/秒の極めて高速なデータ転送を利用可能。12nmプロセスで製造され、デュアルポートPCI ExpressやSR-IOV、ZNSなどの機能にも対応する。すでにマザーボードメーカー向けにはサンプルが提供されており、市場向けには2022年後半の出荷を目指しているという。
また、PCIe 4.0の高速な帯域をDRAMレスで利用できるというコントローラー「PS5021-E21T」や、ハイエンドゲーミングスマートフォン向けのBGA SSD用コントローラー「PS5013-E13T」なども発表した。CES 2022では次世代ゲーム機と組み合わせてのデモを実施する。