フジテレビの情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜5:25~)が、2021年の第2部(6:10~8:00)番組平均視聴率で個人4.6%・世帯8.3%を獲得し、4年連続民放同時間帯トップとなった。

  • (左から)三宅正治アナ、井上清華アナ、生田竜聖アナ (C)フジテレビ

個人全体視聴率が最も高かったのは4月9日の5.2%。この日は新型コロナウイルス関連のニュースのほか、競泳・池江璃花子選手の東京五輪代表内定などを伝えた。さらに東京・錦糸町が若い女性から注目を集めているという現象を企画コーナーで放送した。世帯視聴率が最も高かったのもこの日で9.5%だった。

1月4日からは「めざまし占い」がリニューアルし、5時58分からの占いコーナーが人気キャラクター「ちいかわ」とコラボした「ちいかわ占い」としてスタート。春からは「ちいかわ」をアニメ化し番組内で毎日放送することも決まった。

「ちいかわ」とは、イラストレーターのナガノがTwitterに投稿している人気漫画。2020年にTwitterで連載が開始され、ちいさくてかわいいキャラクターたちと、シビアな世界観のギャップが大人から子供まで幅広い人気を博し、フォロワーは現在までで80万人を突破している。2020年12月のオフィシャルECサイトでのグッズ発売時には、サーバーがダウンするほどアクセスが集中し、その後もコンビニエンスストアや、郵便局とのコラボレーションが実施されるたびに、商品が即日完売してしまうほど大きな話題を集めている。

  • ちいかわ (C)nagano

コメントは、以下の通り。

■三宅正治アナウンサー
「2021年もたくさんの方に『めざましテレビ』をご覧いただきました。感謝、感謝、感謝です。今年は永島優美が卒業し、4月から井上清華、生田竜聖と共に新体制のスタートとなりました。正直、これまで通り皆様に愛される番組であり続けることができるか、不安な気持ちもありましたが、こうして昨年も『めざましテレビ』を選んでいただき、本当に本当にありがたく思っています。今後も皆さんに寄り添い、笑顔で朝を迎えていただけるよう、出演者、スタッフともに努力してまいります。僕自身、還暦を迎える年になりますが、元気に、できる限り若々しく、お伝えしていきたいと思っています。これからも『めざましテレビ』をよろしくお願いいたします!」

■井上清華アナウンサー
「昨年も『めざましテレビ』をたくさんの方がご覧くださったということで、皆さま、本当にありがとうございます。メインキャスターとなった初めての年。緊張と試行錯誤の毎日で視聴者のみなさんをドキドキさせてしまったこともあったかと思いますが(笑)、皆さまからの温かい声にパワーをいただいたことが何度もありました。感謝しております。今年も少しでも心地よい朝を過ごしていただけるよう、皆さまからのパワーを原動力に、スタッフ、めざましファミリー一同、努めて参ります。よろしくお願い致します」

■生田竜聖アナウンサー
「日々の暮らしの一部に『めざましテレビ』を加えていただき、本当にありがとうございます。これからも、生活の邪魔にならない程度に色々な情報をお届けして参ります!2022年は“もう少しだけ”力をつけて、還暦を迎える三宅キャスターに楽をさせてあげたいです。引き続き、『めざましテレビ』をよろしくお願いいたします」

■ナガノ(ちいかわ原作者)
「ずっと夢だったアニメ化、すごくうれしいです。キャラクターたちの声についても、強い希望をかなえていただきました。有難うございます。朝から元気に動き回るちいかわたちをよろしくお願いします!」

■高橋龍平チーフプロデューサー
「“日常”がなかなか戻らない中、毎朝何をお伝えすべきか?どんな番組だったら、朝起きてテレビを付けていただけるのか?試行錯誤の1年でした。それでも我々にできることはとてもシンプルで、多くの皆様の暮らしに役立ち、暮らしを彩る“新情報“をお届けすること。そして、どんなにしんどい朝でも、『めざましテレビ』を見ながら準備をするうちに、次第に“心のスイッチが入る”番組を提供し続けること。これしかありません。2022年も、“ちいかわ”の新アニメが始まる他、朝からワクワクする新企画を考えています。引き続き、よろしくお願い致します」

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。