えちごトキめき鉄道は、2022年3月12日のダイヤ改正で、妙高はねうまライン・日本海ひすいラインともに一部列車の運転取りやめや編成両数の変更など実施すると発表。土休日運転の臨時快速列車に関して、停車駅に春日山駅を追加することも発表した。
妙高はねうまラインの臨時快速列車は455・413系を使用し、土休日に直江津駅から妙高高原駅まで往復で運転される。ダイヤ改正後、停車駅に春日山駅が加わることで、妙高高原~直江津間の通過駅は北新井駅のみに。停車駅を追加した後も時刻に変更はなく、往路は直江津駅8時43分発・妙高高原駅9時37分着、復路は妙高高原駅9時44分発・直江津駅10時35分着で運転される。
今回のダイヤ改正では、JR信越本線から妙高はねうまラインへ直通する特急「しらゆき」の上下各1本が運転取りやめとなるほか、現行の新潟駅17時1分発・直江津駅19時18分発・新井駅19時43分着の列車(新潟駅から直江津駅まで快速)も、直江津駅から新井駅まで運転取りやめに。あわせて現行の新井駅20時13分発・直江津駅20時44分着の列車も運転を取りやめる。
妙高はねうまラインの最終列車となる現行の直江津駅22時22分発・妙高高原駅23時30分発、妙高高原駅23時35分発・直江津駅0時22分着の列車は、ともに運転区間を短縮し、新井駅発着に変更。直江津行の最終列車は時刻を繰り上げ、新井駅23時3分発・直江津駅23時28分着となる。
編成両数の変更は妙高はねうまラインの上下各2本、日本海ひすいラインの上下各1本で実施。妙高はねうまラインでは、朝の時間帯に直江津駅から妙高高原駅まで運転される上下各1本を6両編成から4両編成に減車し、夜間に直江津駅から妙高高原駅まで運転される上下各1本も4両編成から2両編成に減車の上、ワンマン運転に変更する。日本海ひすいラインでは、午後の時間帯に直江津駅から糸魚川駅まで運転される上下各1本について、2両編成から1両に減車する。
日本海ひすいラインでは、あいの風とやま鉄道との直通列車が一部見直しとなるほか、夜間に運転される列車の時刻変更などにより、信越本線との接続が一部改善される。現行の泊駅18時56分発・糸魚川駅19時30分発・直江津駅20時13分着の列車は、糸魚川駅から時刻を5分繰り上げ、直江津駅の到着時刻を20時8分に変更。これまで接続していなかった信越本線の普通列車(ダイヤ改正後は直江津駅20時22分着)へ乗換え可能となる。
日本海ひすいラインの最終列車となる直江津発糸魚川行(ダイヤ改正後は直江津駅22時48分発・糸魚川駅23時30分着)についても、これまで信越本線の列車と接続していなかったが、ダイヤ改正で新潟発直江津行の快速「信越」が運転を取りやめ、代わって長岡駅21時41分発・直江津駅22時43分着の列車を運転。これにより、直江津駅で長岡方面から糸魚川行の最終列車へ乗換え可能となる。