女優でフィギュアスケーターの本田望結が、昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。歌手デビューを果たすなど新たな挑戦もあった2021年を振り返った。
――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。昨年から妹の紗来さんも一緒に参加するようになりましたね。
お姉ちゃんとして、いつもよりグッと背筋が伸びるというか、カッコよくいなきゃいけないと思っていたのですが、妹が「お姉ちゃんがいると、心強い」と取材などで話してくれていたので、すごく嬉しかったです。こうして(お仕事でも)一緒にいられることは幸せだなって感じます。
――お互いに学業やお仕事が忙しいと会えない日もありますよね。
そうですね。最近なかなか帰れていなかったので、昨日久しぶりに会って、最初はちょっと敬語になっちゃいました(笑)、でも、ものの数分で元に戻れたので良かったです。
――今日まで敬語を引きずっていたら、周りも心配したかもしれませんね(笑)。
「どうしたの……?」ってなりますよね(笑)。
――2021年も色々な活動をされましたが、振り返っていかがですか?
ターニングポイントとなるような1年でした。高校サッカー応援マネージャーから始まり、歌を出させていただいたり、映画やドラマだったり作品も撮影できました。そしてスケートでは、インターハイ出場も決まり、1月に本戦があります。2022年にまたここで振り返った時に「最高の1年でした」と言い切れるよう、一つひとつ丁寧に向き合っていきたいです。
――今年7月に放送された『関西コント保安協会』(ABCテレビ)では、コントにも挑戦されました。
すごく楽しかったです! コントもセリフがしっかりと決まっているのですが、芸人さんはアドリブも入れるのかなと思って、あまりセリフをガチッと入れずに挑戦したのが良かったのかなと。家族や友人からも連絡が来ました。恥ずかしかったんですけど、関西人はやっぱりお笑いが好きなんだなと思いました(笑)。
――ちなみに、今注目している芸人さんはいらっしゃいますか?
小籔(千豊)さんがめっちゃ好きです!
――小籔さんですか! 小籔さんとは『こやぶるSPORTS』(関西テレビ)でも共演されていますよね。
最初は正直、ちょっと怖いイメージがあって、番組が始まる時も“大丈夫かな……”と不安だったんです。でも、初回の収録の時に小籔さんが現場に入られるのをお待ちしてたら、「望結ちゃん久しぶり! 待ってくれてなくても良かったのに!」と言ってくださった時の笑顔で、“あっ、最高”と思いました(笑)。
――笑顔にやられましたか(笑)。
はい(笑)。小籔さんは私にとって師匠のような存在です。
――では最後に、2022年の抱負を教えていただけますか?
来年は高校3年生で18歳になるので、人生の方向性を固める1年にしたいなと思います。
本田望結
2004年6月1日、京都府生まれ。2008年、4歳のときCMで芸能界デビュー。11年に日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』への出演で人気を獲得する。女優、タレントとして活動しながら、現役のフィギュアスケーターとしても活躍を続けている。女優としての主な出演作にテレビドラマ&劇場版『コドモ警察』、テレビ朝日系ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』、映画『ポプラの秋』など。2021年には「サクラクライ」で歌手デビューを果たした。