キャリアデザインセンターは12月22日、運営する「女の転職type」にて実施した「失恋と仕事」についての調査の結果を発表した。調査は11月15日〜28日、女性762人を対象にWeb上でのアンケートで行われた。
まず、社会人になってから失恋したことがあるかどうかを尋ねたところ、「はい」が67.6%、「いいえ」が32.4%という結果になった。
失恋経験のある人に、相手と知り合った場所について聞いてみると、「職場」が46.0%で圧倒的な1位となった。次いで、2位には「学校(学生時代)」(22.9%)、3位には「知人からの紹介」(19.4%)が続いた。その他の回答には、「居酒屋」「旅行先」「幼なじみ」なども。
失恋した理由についても尋ねてみると、「価値観の違い」が最多で32.0%となり、次いで「将来(結婚)が見えなかった」が31.8%と僅差で続いた。一方で、「相手の仕事が忙しかった」「自分の仕事が忙しかった」という仕事が理由の失恋は、いずれも1割程度と少数派に。
失恋から立ち直るための行動については、1位は「新しい出会いを探した」が39.1%となり、2位「話を聞いてもらった」(38.1%)、3位「思いきり泣いた」(32.8%)、4位「仕事に打ち込んだ」(28.1%)が続いた。その他の回答には、「転職した」「引っ越しした」のほかに「立ち直れていない」もあった。
失恋直後の仕事について尋ねると、51.6%と半数以上が「とくに変わらない」と回答した。「むしろ没頭した」(20.6%)も含めると、7割が通常以上のモチベーションで仕事に取り組んでいることになる。「モチベーションが下がった」は25.7%の回答があったものの、「休んだ」「遅刻、早退した」はいずれも5%未満であった。
失恋後の仕事観については、50.4%が「とくに変わらない」と回答。以下は、「仕事を頑張る気になった」(20.9%)、「もっと上を目指そうと思った」(16.4%)、「長く働き続けようと思った」(13.2%)など仕事をポジティブに捉える回答が続いた。