女優の綾瀬はるかが主演を務めるTBS系ドラマ『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』が、きょう2日(21:00~23:30)に放送される。
『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴氏による同名4コマ漫画を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。2020年の正月には連続ドラマの1年後を描いたスペシャル版が放送された。そして2022年の正月に2年ぶりの新作を放送。今回、義母・亜希子(綾瀬はるか)が再建した企業がハゲタカに乗っ取られるが、その男は亡くした夫そっくりの人物で……という前作の衝撃のラストの直後からスタートする。
2020年の年明け。義母・亜希子(綾瀬はるか)の手腕により再建に向かっていた大阪の企業・ゴルディックが乗っ取りに遭う。新しいオーナーは、外資系ファンドのボス。企業を安値で買収し、株式や資産を高値で売りさばいて大金を得る、いわゆるハゲタカである。しかし、憎き相手に対面したはずの亜希子は、彼の姿に言葉を失ってしまう。リベンジすべきその男・岩城良治(竹野内豊)は、他界した夫・良一(竹野内豊、二役)と顔が瓜二つだったのだ。
そんな衝撃の幕開けをする今作。ハゲタカ良治が買収の標的にするのはまさかのベーカリー麦田。ある新事業が功を奏し、売り上げを順調に伸ばしていたベーカリー麦田だが、日本一のパン屋を目指す店長・麦田章(佐藤健)のノーテンキな野望につけ込み、大手製パン会社との合併を画策していた。麦田の営業部長である亜希子は、明らかに裏がありそうな良治の提案にNOを突きつけるのだが、亜希子の心はかすかに揺れ動いていた・・・。
果たしてこの買収劇にはどんな展開が待ち受けているのだろうか? ハゲタカへのリベンジか、はたまた恋か? 亜希子へ思いを寄せる麦田も巻き込んだ三角関係!? そんな大人たちを、相変わらずの笑顔で見守るみゆき(上白石萌歌)は、誰よりも亜希子の幸せを望んでいた。
「本当の幸せとは何か?」血のつながらない母と娘が相変わらずのブルースを奏でるように愛の形を模索しながら、悩み、怒り、時に喧嘩し、また寄り添う。そして周囲の人間たちも、温かく、優しく家族を支えていく。そこには、今回も数えきれない笑顔と、ほんの小さな奇跡がある。変化し続けるこの世の中に、相変わらずの宮本家と、それを支える相変わらずの人間たちの、愛に満ちた物語を届ける。
(C)TBS