女優の山本舞香が主演するテレビ朝日とTELASAの連動スペシャルドラマ『デキないふたり』の「ディスきゅん」編があす3日(24:15~)に放送される。放送に先駆け、原作者の里村氏から山本へのサプライズプレゼントが届いた。

  • 山本舞香=テレビ朝日提供

LINEマンガの恋愛ランキングで1位(21年8月10日時点)に輝き、今も連載中のマンガ『デキないふたり』を実写ドラマ化する今作は“ディスきゅん”満載・大人のオフィスラブコメディ。過去に最悪の別れ方をした広告会社で働く同期の白藤奈緒(山本)と黒瀬孝仁(板垣瑞生)は、ライバルとして営業成績を競い合い、顔を合わせればケンカばかりの毎日を送っているが、大型案件のコンペを一緒に担当することになり、関係が変化し始める。黒瀬視点の「ムズきゅん」編は現在TELASAで配信されており、地上波の「ディスきゅん」編は奈緒視点で描かれる。

このたび里村氏が山本にプレゼントしたのは、山本と原作漫画の奈緒が笑顔で腕を組んでいる姿の描き下ろしイラスト。山本は「可愛い~! すごい!!」と感激。「私を描いてくださって、すごく嬉しいです! 奈緒の隣に私がいるなんて……! 里村先生、ありがとうございます!!」と興奮気味に喜びを語った。

また、ひと足先に完成したドラマを見た山本は「自分の姿を見るのが、恥ずかしかったです」と、これまであまり経験がなかったラブコメ作品にソワソワしながらも地上波版では「黒瀬とのキスシーンに“きゅん”としました」と明かした。このシーンは監督から「ピュアさや初めてのドキドキ感を!」と言われていたそうで、「余計に緊張しました」と裏話も。さらに山本はTELASA版について「黒瀬の心の声のかわいらしさや、金城さんと奈緒のデートシーンは、またキュンキュンします!」おすすめシーンを挙げた。そんな山本のお気に入りキャラクターは、綱啓永が演じる桃川。「とにかく笑顔がかわいいんです。桃ちゃんの前では奈緒の天然さも炸裂してるんですけど、それもとてもかわいいんです」とコメント。

里村氏はドラマへ「地上波版はストーリーがテンポ良く進むので最後まで楽しく見る事が出来ましたし、TELASA版は各キャラクターの心情がより深く描かれているうえで、地上波版とリンクした形になっているので、答え合わせ的な感じで楽しめるのも新しいなと思いました」と賛辞を贈り、“きゅん”としたシーンを「目隠しキスはもちろんなんですが、TELASA版の金城が奈緒の気持ちを尊重してある行動に出るシーンはグッときました」と語る。

山本へは「奈緒役は、キャストの方が決まる前から喧嘩のシーンは女の子感を出さずに思いっきり喧嘩して下さいと要望を出していたのですが、山本さんは見事に演じきって下さった! と思いました。強気な奈緒から恋愛に奥手で可愛い奈緒までしっかり表現して下さって、『役者さんはすごい』と改めて思いました」、板垣へは「黒瀬は原作では割と心の声も『陰』なイメージで描いているのですが、板垣さん演じる黒瀬の心の声は『陽!』という感じで、それがよりコメディ感を強くしていて可愛かったです。原作のままだとただの暗い奴になりそうなので、いい変化だなぁと思いました。あと黒瀬が崩れ落ちるシーンが何度かあるのですが、崩れ落ちるまでの絶妙な間が好きです」、金城役の塩野瑛久へは「金城は原作と相当キャラが違うので、個人的に不安もあったのですが、塩野さんの金城は、しっかり『金城』でした! 原作とは違う事もあり正解が見えない中演じるのは難しかったのでは? と、素人の推測ですが……ここまで素敵な金城にして下さって感謝しています」とキャスティングの感想を述べた。