演歌歌手の坂本冬美が30日、東京国際フォーラムで行われた『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。
33回目の出場で「夜桜お七」を披露する坂本。「昭和から出させていただいて、時代とともにいろんなものが変わる中で出場させていただけることを本当にうれしく思っています」と喜びを語った。
紅白で8回目の歌唱となる「夜桜お七」。「これまでの『夜桜お七』とは違う、すごい映像とともに。もうドキドキです。何度もリハーサルさせていただいているのですが、ちょっとタイミングがズレたら『あららら……』ということになってしまうので、そうならないことを願いつつ、一生懸命、本番も集中して歌わせていただきたい」と意気込んだ。
衣装は白とのこと。「8回目ではございますが、いつも真っ白な気持ちで。紅組ですが、歌で燃えるような感じのイメージです。いかようにも染まりますよ、という色です」と話した。
そして改めて「一年の最後の目標。一年頑張ってきて大みそかにこのステージに立てることを目標に頑張るわけですし、ファンの方への恩返し、みなさんのおかげで今年もこの舞台に立てますという意味で特別な舞台だと思っています」と紅白への思いを語った。
今年の『紅白歌合戦』は2年ぶりに有観客で開催。例年会場としてきたNHKホールが改修中のため、東京国際フォーラムでの開催となる。テーマは「Colorful~カラフル~」。司会は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。
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