ホットペッパーグルメ外食総研は12月17日、「クリームティー」に関する調査結果を発表した。同調査は11月26日~28日、全国20~40代の女性297人を対象に、インターネットで実施した。
「クリームティー」とは、スコーンに生クリームを煮て脂肪分を集めた「クロテッドクリーム」を添えた簡単なお茶菓子と紅茶を楽しむイギリスの文化のことであるという。3段のケーキスタンドで提供されるアフタヌーンティーと比較すると簡素だが、その分気軽に楽しむことができる。
「クリームティー」に行ってみたいと思うか、行ったことがある人にまた行きたいと思うか尋ねたところ、34.3%が「クリームティーに行ってみたい/また行きたいと思う」と答えた。
「アフタヌーンティー」のいいと思うところを尋ねたところ、最も多い回答は「プチ贅沢気分が味わえる」(73.4%)で、「ゆったりした時間を過ごせる」(60.3%)が続いた。
「アフタヌーンティー」の改善してほしいと思うところについて聞くと、62.3%が「料金が高い」、44.4%が「一人で行きづらい」と答えている。
これまで、「アフタヌーンティー」に行ったことがあるか尋ねたところ、44.8%が「ある」と答えた。「アフタヌーンティーに行ってみたいと思うか、(行ったことがある人は)また行きたいと思うか聞くと、60.6%が「そう思う」と回答している。
「ホットペッパーグルメ外食総研」の上席研究員である有木真理氏は、「アフタヌーンティーは、プチ贅沢気分が味わえる、ゆったりした時間を過ごせるといった点が支持されているが、料金の高さや1人での行きづらさ、カロリーの点から敬遠する人も多い。アフタヌーンティーの良いところはそのままに、料金の観点からは『手軽に』、カロリーや量の観点からも『ちょうどいい』クリームティーは、ネクスト・アフタヌーンティーとして2022年は注目される可能性が高い」とコメントしている。