演歌歌手の山内惠介が29日、東京国際フォーラムで行われた『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに登場した。
7年連続出場となるが、初めてカバー曲を歌唱。有楽町駅に程近い国際フォーラムのステージから、フランク永井さんの「有楽町で逢いましょう」を熱唱する。紅白を前に「有楽町で逢いましょう」の歌碑に行き、「周りに迷惑にならない声で歌碑の前で歌わせていただきました」と報告を済ませたという。
取材会では紅白のテーマに合わせてカラフルなジャケットを羽織っていたが、本番の衣装は「歌にぴったりの大人の衣装」といい、「歌詞にあるように街明かり、ネオンを衣装で表現したいと思った。オーダーして作っていただいた」と説明。「衣装は光る?」と聞かれると、「まぁ光らないわけはない。何かしら光ります」と演出を予告した。
今年は2年ぶりにツアーを開催するなど、コロナ禍でも少しずつ前進した1年に。「種をまく1年があって、それが花開く1年だった。人が変化するのは2年の歳月が必要なのかなと実感した」としみじみ。コンサートが行えない日も多いが「ファンの方が道しるべ。ファンの方が愛情を注いでくれて今ここに立っている。僕のファンは人生の先輩が多い。長生きしてほしいです」と語った。
今年の『紅白歌合戦』は2年ぶりに有観客で開催。例年会場としてきたNHKホールが改修中のため、東京国際フォーラムでの開催となる。今年のテーマは「Colorful~カラフル~」。司会は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。
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