科学的に正しい、すぐに成果につながる勉強法

就職活動のために、あなたは1日どの程度の勉強時間を生活の中であてているでしょうか。もしくは、完全に気が緩んでしまい、まったく勉強していない、という人もいるかもしれません。

遊びやバイトの時間はあるのに、勉強する時間は作れない。そうした学生は、そもそも将来に対する目的がないのかもしれません。いっぽうで、明確な目的や目標がないと、社会人になってからも、仕事と勉強の両立が難しくなるのも事実です。

実際、社会人になった大人が、1日に勉強する時間はわずか10分しかないという調査結果を聞いたことがあります。これは、相当短いですよね。

社会時の勉強時間は?

皆さんも驚かれたのではないでしょうか。ただ、学生の頃とは違って、誰にも強制されない社会人が、他の誘惑を断ち切って、将来のために勉強を継続するのは意外と難しいものなのです。

だったら、今のうちから中長期の目標を立てて、就職活動はもちろん、その後のキャリアアップをスタートダッシュするほうが、人生もより豊かに、エキサイティングしていきます。そこで、最後となる今回は今から必ずマスターしておきたい究極の勉強法をご紹介します。

IOK高速勉強法なら、脳をパフォーマンスを最大化できる

私が常に実践している脳科学を活用した勉強法、その名は「IOK高速勉強法」といいます。コストパフォーマンスの悪い勉強を見直して、脳科学的に正しいアプローチから、コスパのよいこの勉強法を紹介します。

結論から先にずばりいってしまうと、「インプット×アウトプット×改善」で高速サイクルを回す勉強法です。具体的にどのように勉強すればいいのかというと、この3つのサイクルをほぼ同時に、脳に刺激を与えるようゲーム感覚でクルクル回転させていきます。

毎日コツコツ勉強する。本を頼りにインプットを積み重ねていく。そういった勉強法は、もう時代遅れです。なぜかというと、勉強とは問題や課題が発見できて、初めて興味フラグが立ち、効率的に脳に記憶できるからです。

だから、最初から100点満点を狙うのではなく、40点を目指してアウトプット重視で勉強をはじめてしまいましょう。もちろん、40点を目指すのですから、課題や問題にすぐに直面してしまいます。そうしたら、そこから必要な参考書や、今ならネットやYouTubeなどのデジタルコンテンツで学んで、さらなるインプットと改善を積み重ねていきます。

結局、このほうがコスパ高く、より相手に評価されやすいアウトプットができるようになります。なぜなら、若いうちは多少失敗しても、前を向いて果敢にチャレンジする人材が求められているからです。

あらかじめ改善点を見つけながら高速回転で勉強を続けていけるため、立ち止まったり悩んだりしている時間も少なくなり、勉強がどんどんはかどるようになるでしょう。

このように、「インプット(input)×アウトプット(output)×改善(kaizen)」の頭文字を取って、私はIOK高速サイクル勉強法と名付けました。

新しい失敗を高速で繰り返して、インプットを加速度的に積み上げて、より目的に合った改善を行いながら、再び同時進行でアウトプットを続けていくわけです。この方法に慣れれば、デジタルコンテンツなど無料でインプットを続けながら、いくらでも自分の努力で成長していけますよ。