楽器を持たない6人組パンクバンド・BiSHが28日、東京国際フォーラムで行われた『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:30~23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • BiSH

紅白初出場で「プロミスザスター」を披露するBiSH。セントチヒロ・チッチは「紅白にずっと思いを馳せてきて、出たい出たいと言霊を投げてやってきたので、BiSH6人の思いでも、BiSHチームの思いでもあり、応援してくれている清掃員(ファンの呼称)も一緒に願ってくれていたことなので、BiSHらしく気負わずに、自分たちのありのままを出せるステージができたらいいなと思っています」と意気込んだ。

今月24日に、2023年に解散すると発表したばかり。紅白出場が決定したこともあって解散発表したのか聞かれると、チッチは「ずっと前から決まっていたことで、発表する日も決まっていたので、紅白は関係なく発表させていただきました」と答えた。

モモコグミカンパニーは「コロナもあって、いろいろなことを経験させていただいた1年だった。一番はファンの皆さん、BiSHに関係するみなさんからもらう力がどれだけありがたいか思い知らされた一年でした」と2021年を振り返り、ハシヤスメ・アツコは「ツアーができたことがすごく大きい。初めてのこともたくさんやらせてもらって、一人ひとりが活躍できた一年でした。締めくくりが紅白。怒涛でしたが、最高の一年だったなと思います」としみじみと話した。

漢字一文字で今年を表現すると、「笑」とアユニ・Dが発表。「去年はコロナ禍真っ最中で6人で会うこともあんまりできなかった時間もたくさんあって、でもこの一年は6人でいる時間が多かった。BiSHは一人ひとり個性的な性格をしていたり、それぞれの世界観を大切にしていたり、毎日遊ぶという感じではないんですけど、6人そろうと自然と笑顔が生まれるし、6人で笑っているときがすごく楽しいなと感じるので」と説明した。

今年の『紅白歌合戦』は2年ぶりに有観客で開催。例年会場としてきたNHKホールが改修中のため、東京国際フォーラムでの開催となる。今年のテーマは「Colorful~カラフル~」。司会は、俳優の大泉洋、女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。なお、川口は紅白初司会、大泉は昨年、白組司会を務めており、2回目となる。

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