JR四国は28日、窪川ポップアートプロジェクトとのコラボレーションによるラッピング列車「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」(キハ54形1両)を2022年1月29日から運行すると発表した。
「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」は、窪川ポップアートプロジェクトとして四国霊場第37番札所岩本寺や窪川の商店街をアート作品で彩るアーティスト「SHETA(シータ)」氏がデザインを手がけたラッピング列車。四万十エリアの豊かな自然に息づく多様な生き物たちを「希望」の意味を持つ黄色で描き、「四万十エリアにはたくさんの希望がある」ことを表現した。
JR四国のおもてなしキャラクター「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」も登場。人それぞれの幸せ色に輝くという「ラッキーセブンリーフ」があしらわれている。
2022年の1月29日から2月20日までの土日(8日間)、四万十交通「しまんと開運バス」とタイアップした「しまんと開運街道」日帰りツアーの列車として、車内にこたつテーブルを並べ、予土線の窪川~宇和島間にて運行予定となっている。
「しまんと開運街道」日帰りツアーは、JR四国ワープ各支店、駅ワーププラザ、JR四国旅の予約センター、JR四国ツアーのウェブサイトにて発売。「JR四国全線1日間フリーきっぷ」(特急列車の普通車自由席を利用可能)が付き、四国各駅発着・窪川プランが6,000円、四国各駅発着・宇和島プランが4,500円となる。
ツアー終了後、「しまんと開運汽車 すまいるえきちゃん号」は、こたつテーブルを外すなどの準備が整い次第、予土線の窪川~宇和島駅間、予讃線・内子線・愛ある伊予灘線の松山~宇和島間の普通列車として運用するとのこと。