新型コロナウイルスの感染者数が減少し、都市部を中心に発令されていた緊急事態宣言が解除された一方、オミクロン株の市中感染が広がりつつある今、年末年始に帰省するか否か悩んでいる人は多いだろう。

そこでマイナビニュースでは、仕事納めを目前にした12月27日、帰省にまつわる調査を実施。マイナビニュース会員802人に帰省の予定を聞いてみた。

  • 「年末年始は帰省する?」

年末年始は帰省の予定がありますか?

「はい」(38.5%)
「いいえ」(61.5%)

その理由を教えてください

帰省する

「コロナは終わってないけどやっぱり実家に帰りたいから」(男性/36歳/神奈川県)
「今年こそ実家でゆっくりしたい」(男性/41歳/青森県)
「久々に一同集まるから」(男性/32歳/東京都)
「昨年は帰省できずリモートで顔を合わせただけなので元気な姿を見せたいから」(男性/37歳/広島県/)
「子どもたちの顔を一度見せてあげないといけないと思っているから」(女性/38歳/愛知県)
「ワクチン接種したので挨拶だけしに行く」(男性/30歳/東京都)
「自分も両親も兄弟もワクチンを2~3回接種しているしもう2年も会っていないから限界なので。飲み薬もできたから大丈夫だと思うし感染予防もいつも以上に徹底するから」(女性/45歳/埼玉県)
「去年よりはコロナの状態は落ち着いているので今年は大丈夫かなと思ったから」(男性/27歳/大阪府)
「昨年は見送ったから。今年は帰省したい。もちろん感染対策は怠らずに密も避ける。幸先詣は近所の小さい神社で済ませたから初詣は行かない」(男性/37歳/神奈川県)
「オミクロン株が流行る前に会っておきたいから」(男性/44歳/千葉県)

帰省しない

「昨年も今年も帰省したかったのですが遠方ですしやはり両親も高齢なのでコロナ感染は気になるところなので帰省しませんが現状仕方がないですね」(男性/49歳/福岡県)
「どちらの親も高齢者なので、コロナが発生しているうちは帰省をしないように考えている」(女性/48歳/北海道)
「子どもが受験なので余裕がない」(男性/41歳/静岡県)
「時期をずらして帰省する予定」(女性/39歳/福井県)
「今の感染状況では帰省は望ましくないから」(男性/37歳/滋賀県)
「オミクロン株が流行り始めていて、実家に持ち込みたくないからです」(女性/32歳/大阪府)
「親が高齢であるため、万が一オミクロン株を持ち帰っては大変な事態になってしまうと懸念しているため」(男性/37歳/千葉県)
「親が認知症でコロナの予防接種を1回しか受けていない為、安全を期して帰省しないことにした」(女性/41歳/東京都)
「コロナ禍で、帰省しない快適さを体験したら、数日のために時間とお金と体力を使うことが、無駄に感じるようになった」(女性/48歳/石川県)
「つい1カ月前までは、実家に帰省予定だったが、オミクロン株の市中感染が実家のある県でも起こり、家族全員で考えた末取りやめた」(男性/49歳/栃木県)
「コロナが怖い。今は我慢の時期。お家でも楽しいことはたくさんあります」(女性/31歳/東京都)
「田舎は周りとの共存意識が高いので都会からの帰省をよしと思う人が少ないのが現状」(男性/45歳/大阪府)
「大寒波の影響で地元の雪がすごいみたいなので今年は諦めました」(男性/32歳/千葉県)

総評

調査の結果、「帰省予定の人」は38.5%、「帰省しない人」は61.5%となった。ただし、全体の24.2%が自由回答で「実家に住んでいる/帰省先がない」と回答しているため、実質的には帰省する人としない人の数はほぼ半々、若干帰省すると回答した人が多い結果となっている。

帰省する理由としては、オミクロン株の市中感染に懸念がある一方で「ワクチン接種が進んだこと」「コロナの飲み薬が開発されたこと」などを挙げる人が目立った。「距離が近いので短時間だけ」「ずっと会えなかったので久しぶりに会いたい」「オミクロン株の流行が本格的になる前に」との声も寄せられている。

一方帰省しない人の理由としては、オミクロン株の市中感染や現在のコロナの状況を踏まえて、まだまだ油断できないと慎重な声が目立った。中には、帰省先における大雪の影響を挙げる人や、子どもの受験など異なる理由で帰省を取りやめた人もいた。「時期をずらして帰省する」という回答もあった。

調査時期: 2021年12月27日
調査対象: 40代までのマイナビニュース会員
調査数: 802
調査方法: インターネットログイン式アンケート