マイボイスコムは12月27日、「ふるさと納税」に関する調査結果を発表した。調査は12月1日~5日、男女1万31名(男性5,770名、女4,261名)を対象にインターネットで行われた。

  • ふるさと納税で寄附をした経験

    ふるさと納税で寄附をした経験

ふるさと納税で寄附をしたことがある人は27.7%と、2019年調査(21.4%)よりやや増加した。1年間で寄附した金額については、「1万円台」が17.5%、「年4~5万円以上」は5割弱だった。

また、ふるさと納税で寄附をしようと思った理由を聞いたところ、「寄附の特典(返礼品)が魅力的」(70.6%)、「寄附をした金額は税金から控除・還付される」(49.1%)、「少量の負担で、豪華な特典(返礼品)がもらえる、お得感」「寄附を通じて、自治体を支援したい」(各30%台)が上位にあがった。

  • ふるさと納税で寄附をした自治体の選定理由

    ふるさと納税で寄附をした自治体の選定理由

自治体の選定理由については、「寄附の特典(返礼品)が魅力的」(72.0%)、「寄附の特典(返礼品)が地元のものである」(21.7%)、「その自治体を応援したい」「自分や家族・親類の出身地など、ゆかりのあるところ」(各2割)が上位に。寄附の頻度が年6~10回・11回以上と高い層では「寄附の特典が魅力的」「還元率がよい」、寄付金額が年1万円未満と少ない層では「自分や家族・親類の出身地など、ゆかりのあるところ」の比率が高かった。

  • ふるさと納税の返礼品として選んだもの

    ふるさと納税の返礼品として選んだもの

また、どのような返礼品を選んだのかを聞いたところ、「地域の特産品: 食品・飲料」(86.4%)が断トツのトップに。次いで「地域の特産品以外: 食品・飲料」(19.5%)、「地域の特産品: その他の物品(モノ)」(18.2%)と続いた。