大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は27日、御堂筋線なんば駅に可動式ホーム柵を設置すると発表した。ホーム柵の設置工事期間は2022年1~3月、ホーム柵の運用開始時期は2022年3月上旬を予定している。

  • 御堂筋線天王寺駅の可動式ホーム柵

同社は御堂筋線全駅と四つ橋線西梅田駅・大国町駅で可動式ホーム柵の設置を計画し、2020年9月に御堂筋線なかもず駅から着手。設置完了した駅から順次、運用を開始しており、全駅への設置完了は2022年3月末を予定している。同社は最高の安全・安心の追求を掲げ、2025年度までに全133駅で可動式ホーム柵の設置完了をめざすとしている。

現在、なんば駅の他に御堂筋線の東三国駅と動物園前駅で可動式ホーム柵の設置工事が進み、東三国駅は2022年1月中旬、動物園前駅は2022年1月下旬に運用開始する予定。四つ橋線の大国町駅では、2022年1~2月に可動式ホーム柵の設置工事を行い、2022年2月中旬の運用開始を予定している。