ピアニストの上原ひろみが、嵐の松本潤が主演を務める2022年1月期のテレビ朝日系新ドラマ『となりのチカラ』(1月20日スタート毎週木曜21:00~※初回拡大)の主題曲を手掛けることが明らかになった。あわせて、主題曲に乗せてドラマの予告となるシーンを収めたPR動画が公開された。
今作は、ドラマ『家政婦のミタ』(11年)や『過保護のカホコ』(17年)で知られる人気脚本家・遊川和彦氏によるオリジナルドラマ。松本演じる、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男・中越チカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、強い繋がりを持っていく様子を描く社会派ホームコメディだ。
このたび主題曲を手掛けることが発表されたのは、日本国内だけにとどまらず、世界のジャズシーンをけん引するピアニスト・上原。矢野顕子、DREAMS COME TRUE、東京スカパラダイスオーケストラとのコラボや、東京2020オリンピックの開会式でのピアノ演奏などで常に目覚ましい活躍を見せている。『となりのチカラ』の主題曲となるのは、1961年にリリースされた坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」のピアノアレンジ。毎話違ったアレンジで音色を奏で、ドラマを盛り上げる。
上原は今回の主題曲決定に「自由にのびのびとやらせていただいて、感謝しています」と喜びをあらわに。こだわりを「物語の中のキャラクターに寄り添いたいという気持ちを曲に落とし込みました。いろいろな背景や物語を持った人物が登場するので、その人たちの気持ちを少しでも音楽で代弁できるように、毎話アレンジを変えました」と明かす。
主演の松本とのタッグを「『お芝居』と『音楽』という形で初めて一緒にお仕事できることが楽しみ」と心待ちにしているそうで「松本さんが演じる中越チカラは、今まで演じられたことのないようなキャラクターだなと思ったので、そんな松本さんを見るのも楽しみです」と期待を寄せた。