タレントの長嶋一茂が、2022年1月13日(20:00~21:54)に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』第9話の2時間スペシャルに出演することが分かった。

  • 左から沢口靖子、長嶋一茂=テレビ朝日提供

きっかけは約4カ月前、沢口靖子が一茂のレギュラー番組『ザワつく! 金曜日』にゲスト出演したときのこと。沢口と一茂はNHKのドラマ『坊さんが、ゆく』(90年)で共演した縁があり、トークは大盛り上がり。一茂は番組内で取り上げたボールペンを沢口に差し入れしつつ「『科捜研の女』に出していただけたらいいな、とすごく思っています」とアピールしていた。その熱意に応える形で『科捜研の女』スタッフがオファーし、ゲスト出演が実現。30年以上ぶりに沢口との再共演を果たす。

2022年最初の放送では、密室と化した病院内で科捜研研究員が殺害される事件が発生し、容疑者全員が科捜研というかつてない難事件に榊マリコ(沢口)が挑む。一茂が演じるのは、“科警研”こと警察庁所属の科学警察研究所の研究員・丸山紘一。近畿5府県の科捜研研究員を集めた研修で、講師役としてマリコたちの指導に当たる。

ところが、実習で“遺体役”を演じるために横たわっていた研究員が誰も気づかぬ間に絶命。会場にいる「科学捜査のプロ」たち計10人が容疑者となる事態がぼっ発する。一刻も早く死因を突き止める必要があると考えたマリコは、丸山を監視役に据えて検視をはじめるが、マリコも丸山も容疑者の1人。まもなく、“第2の殺人”も起きてしまう。

注目は、美しく聡明なマリコに魅せられた丸山の恋模様。食事の約束を取りつけようと猛アピールするが、一体どんな結末を迎えるのか。

丸山は、一茂をイメージして描かれた“当て書き”。沢口は「狙いを押さえていらっしゃる!」と太鼓判を押し、土門薫刑事役の内藤剛志も「うまいね! 度胸がある」と絶賛した。一茂の熱演のウラ側は『ザワつく! 大晦日』(31日18:00~)で公開される。