もうすぐ2022年。今年を振り返ったり来年の目標を立てたりと、新しい気分になる時期だが、この時期に忘れてはならないことがある。そう、福袋だ。

様々な企業が豪華な福袋を出すなか、筆者も今年もどんな福袋を買おうかな~と悩んでいたところ、牛丼チェーン店のすき家が福袋を出しているという話を聞いた。牛丼チェーンの福袋って何が入っているんだ……?

今回、すき家が出した福袋「SMILE BOX 2022」を手にする機会があったので、 開封の儀をお届けする。

すき家の福袋「SMILE BOX 2022」開封の儀!

すき家の福袋スマイルボックス2022 は、12月27日よりすき家の店舗や 「ゼンショーネットストア」にて、数量限定・店舗限定で販売されている 価格は2,000円。

  • すき家の福袋「SMILE BOX 2022」

すき家では、2017年からすき家のオリジナルグッズなどが入った福袋を販売しているそう。今年のテーマは「毎日にちょっとワクワクを」をとのこと。

「福袋」というか、「SMILE BOX」の名前の通り「福箱」だが、果たしてどんなワクワクを提供してくれるんだろうか……。

それでは、開封!!

「2022年、皆様にとって素晴らしい年になりますように。」と、すき家から新年の挨拶が書かれたメッセージカードが。こちらこそ昨年は大変お世話になったし、今年も美味しい牛丼やカレーを食べられるよう、ぜひよろしくして欲しいものだ。

箱の中にはすき家のオリジナルグッズが詰まっている。紅白の彩りがめでたい雰囲気だ。

これで全部かと思ったら、まだ底になにかあったぞ……お皿だ!

「SMILE BOX 2022」の中身をズラリ。「トートバッグ」「ランチョンマット」「すき家牛丼付箋」「すき家特製プレート&マグ」、そして「2,000円分のお年玉クーポン」の6点だ。

「トートバッグ」はA4サイズの書類がすっぽり入る大ぶりなサイズ。生成りのしっかりした生地に、臙脂がかかった濃い赤色でプリントが施されている。楽しげなイラストを見ると、中華街の提灯や馬車、船、赤い靴などが描かれているが、これは……横浜……?

調べてみると、すき家が発祥した「横浜」をイメージし、様々な文化が交わる雰囲気を表現しているという。中央の「1982」はすき家が設立された1982年を表しているようだ。2022年の干支である「寅」の手もさりげなく描かれている。カジュアルさもありつつシンプルなデザインなので、会社の書類やパソコンを入れるサブバッグとしてもよし、お買い物時のエコバッグとしても役立ちそうだ。

こちらはエコバッグと揃いのデザインの「すき家特製プレート&マグ」と紺地に赤いワッペンが特徴の「ランチョンマット」。お家でも使えるグッズがあるのはうれしいところ。

プレートもマグも、白地がベースになったデザインで、サイズ感的にも使い勝手が良さそう。我が家には「福袋に入っていたけど使えなくてお蔵入りしたもの」が色々あるが、これは買ったその日からガンガン使えそうな予感……!

こちらは「オリジナル牛丼付箋」。付箋のカバーには、古き良き横浜の街並みの向こうに、横浜ランドマークタワーや大観覧車「コスモクロック21」、そして富士山を望む風景が描かれている。

オフィスで付箋は結構使うんだよね~と思いつつ、どうしても気になるのが付箋のデザイン。

牛丼が描かれた付箋には「すき家にいってきます!」、豚丼のイラストには「ありがトン!」、四川風麻婆丼と思われる丼と「おやすみチュウカナ??」、とりそぼろ丼には「ノリがいいぞ!!」(実際、とりそぼろ丼には刻み海苔がかけられている)、そしてまぐろたたき丼と「サビがきいてる」。全体的にダジャレかつ、異様にクセが強い。

年明け出社して、同僚にお礼を伝えたいときは「ありがトン!」の付箋を使おう……と思いながら、最後の「お年玉クーポン」をチェックしてみよう。こちらはすき家で「すべてのメイン商品に使える」クーポンだという。

1枚100円引きのクーポンが、1枚、2枚、3枚……

数えていくと20枚綴。つまり2,000円分のクーポンだ。

ちょっと思い出してほしいが、この福袋は税込2,000円ぴったり。なのに2,000円分のクーポンが付属するということは、つまり実質無料ではないか。オリジナルアイテムを含めたら完全に赤字なのでは!? すき家、年始からこんなに大盤振る舞いして大丈夫なのだろうか、でもユーザーとしては嬉しすぎる福袋だ。

なおクーポンの有効期限は6月30日まで、牛丼を始めとした丼もの、カレー、定食、朝食、お子様ランチなどのメイン商品1点につき1枚使える。牛皿などのおつまみや鍋商品単品、各種スイーツは対象外かつ、他の割引や無料サービス券、Sukipassとの併用はできないので注意したい。

まだ2021年の仕事は全く納まっていないが、「SMILE BOX 2022」を開けたら2021年の「すき家納め」をしたい気分になってしまった。

パソコンに「外出します」のメモを残しておこう。どこに行くかまで書かなくても、「すき家にいってきます!」というイラストのおかげで一目瞭然だ。

近所のすき家に到着! 現在発売している「ほろほろチキンカレー」も気になるなあ……。

100円引きのクーポンも早速使ってみよう。こういったクーポンは、1会計に当たり1枚しか使えない場合もあるが、「お年玉クーポン」は1商品に対して1枚使えるので、家族や友人などグループで行ったときに分け合って使えるのも嬉しいところだ。

何を買おうか迷いに迷ったけれど、ここは王道の「牛丼」と「とん汁」「おしんこ」のセットに。テイクアウトした商品に、オリジナルマグとランチョンマットを敷いて、いただきまーす!

うーん、柔らかい牛肉に甘じょっぱい玉ねぎ、そしてタレが染みた白米。やっぱり美味い! そしてテイクアウトをするために往復して冷えた体を、温かいとん汁が癒してくれる~。今年も色々なことがあったが、2022年も良い年になってほしいなあ……と振り返りながら完食した。

今回紹介した「SMILE BOX 2022」は、すき家の店舗やゼンショーネットストアで購入できる。なお、無くなり次第終了となるのでご注意を。2022年は嬉しいアイテムがたっぷり入った「SMILE BOX 2022」を手に入れて、「すき家初め」をしてみては。