JR東日本は、2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、首都圏の主要線区において列車の輸送体系を見直すと発表した。各線区とも朝の通勤時間帯を中心に運転本数を減らすほか、日中および夕夜間の運転本数を見直す線区もある。
山手線では現在、朝の最も運転本数が多い時間帯に1時間あたり外回り21本・内回り22本の列車を運転しているという。ダイヤ改正後、同時間帯の1時間あたりの運転本数は外回り18本・内回り20本となり、外回りは3本減、内回りは2本減となる。
他の線区も、朝の最も運転本数の多い時間帯において、1時間あたりの運転本数を減らす。京浜東北・根岸線(大船方面)は現行の25本から23本、中央・総武線各駅停車は千葉方面が現行の23本から19本、三鷹方面が現行の26本から25本、中央線快速は現行の30本から29本、青梅線は現行の17本から16本、東海道線は現行の19本から17本、宇都宮線は現行の13本から11本、高崎線は現行の14本から13本、常磐線各駅停車は現行の23本から20本、常磐線快速は現行の19本から15本、横浜線は現行の19本から17本にそれぞれ変更される。
山手線と中央線快速、常磐線快速など、日中時間帯にも運転本数の見直しを実施する予定。山手線をはじめ、中央・総武線各駅停車や常磐線各駅停車、常磐線快速、東海道線などで夕夜間の運転本数見直しも行われる。