アニコム ホールディングスはこのほど、ペットの疾患統計などをまとめた「アニコム 家庭どうぶつ白書2021」を発表した。

犬種別の平均寿命、1位トイ・プードル

  • 犬種別の平均寿命TOP10

今回初めて平均寿命の推移を調べたところ、2008年度は犬13.2歳、猫13.9歳、2019年度は犬14.1歳、猫14.3歳と、12年間で犬は0.9歳、猫は0.4歳延びていることがわかった。

犬種別の平均寿命をみると、アニコム損保の人気犬種ランキングで12年連続1位のトイ・プードルが15.3歳で首位を獲得。以下、2位ミニチュア・ダックスフンド(14.9歳)、3位ビジョン・フリーゼ(14.9歳)、4位カニーンヘン・ダックスフンド(14.8歳)、5位柴(14.8歳)と、人気犬種が上位に並んだ。

猫種別の平均寿命は、1位日本猫(15.1歳)、2位混血猫(15.0歳)、3位ラグドール(14.9歳)、4位ペルシャ(チンチラ)(14.3歳)、5位ソマリ(14.0歳)となった。

エキゾチックアニマルの平均寿命は、鳥9.5歳、うさぎ7.9歳、フェレット5.5歳、モモンガ4.0歳、トカゲ3.9歳、カメ3.9歳、ネズミ3.5歳、モルモット3.2歳、リス2.9歳、ハリネズミ2.8歳、ヘビ2.3歳、ハムスター1.9歳、チンチラ1.4歳となった。

2020年のペットにかけた年間支出をみると、犬33万8,561円、猫16万4,835円、うさぎ8万3,612円、鳥6万2,635円、フェレット6万6,458円となった。

同白書は、2019年4月1日~2020年3月31日の期間にアニコム損保の「どうぶつ健保」の契約を開始した犬62万4,312頭、猫14万2,542頭、鳥5,465羽、うさぎ1万5,358 頭、フェレット5,246 頭、モモンガ1,155頭、リス704頭、ハムスター6,996頭、ネズミ1,924頭、モルモット1,554頭、ハリネズミ2,968頭、トカゲ699頭、チンチラ1,785頭(全年齢、性別不明含む/契約の解除・取消を除く)を対象としている。