ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは12月23日、世界各国の社会人を対象に行ったグローバル調査の結果を発表した。同調査は12月8日~13日、LinkedIn上で社会人を対象に、インターネットで実施した。
まず、社会人2万1,600人を対象にキャリアで成功するために、2022年はスキルアップする必要があると思うか尋ねたところ、86%が「はい」と答えた。「いいえ」は14%に留まっている。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクターであるグラント・トレンズ氏は今回の調査結果を受けて、「多くのビジネスパーソンが、ビジネスで通用する人材であり続けるために、または現在の仕事からレベルアップしていくために、必要なスキルを身につけること、そして幅広いスキルを習得してさらなる成長を目指していくことが重要であると認識していることがわかった」とコメントする。
続いて、4万8,000人を対象に、来年は転職活動をする意思があるか尋ねた。その結果、76%が「ある」、24%が「ない」と回答した。
トレンズ氏は、「新年は、自分が大切にしているものや、自分が仕事に求めているものを見直す良いきっかけになります。今の仕事やキャリアへの希望を見つめ直し、新たなチャンスを求める人も少なからずいるのでは。企業が必要とするスキルを持つ人材にとって、現在の転職市場にはチャンスが豊富にあると言えるでしょう」と語っている。