ウィルオブ・ワークは12月23日、「ITエンジニアの仕事選びや保有資格の実態調査」の結果を発表した。調査は2021年9月、全国の20歳~49歳のITエンジニア300名を対象にインターネットで行われた。

  • 転職サービスに求めること

    転職サービスに求めること

「人材会社(転職サービス)に求めること」を聞いたところ、「安心、信頼できる会社」(62%)が断トツの1位に。次いで、「担当者がITエンジニアの職種に対して詳しいこと」(33%)、「担当者がIT業界に対して詳しいこと」(30%)、「担当者がIT技術に対して詳しいこと」(25%)と続き、転職パートナーとしての担当者の知見が強く求められていることがわかった。

また、転職先を探す際に重視することを聞いたところ、「給料」(87%)、「勤務地」(68%)が上位に。次いで「休日」(61%)、「勤務時間」(54%)と就労時間を気にする回答が見られるなか、この1年で導入が加速した「在宅勤務ができること」を重視する人は32%にとどまった。

  • ITエンジニアが保有している資格

    ITエンジニアが保有している資格

次に、保有している資格を教えてもらったところ、年収600万円以上のITエンジニアの74%がなんらかの資格を持っているのに対し、年収600万円未満は65%にとどまる結果に。年収600万円未満のグループと比較して、年収600万円以上のグループで保有率が高かった資格は、「基本情報技術者」(49.6%)、「応用情報技術者」(36.1%)、「情報セキュリティスペシャリスト」(13.5%)、「データベーススペシャリスト」(8.3%)などだった。