昨今キャッシュレス決済に対応する店舗が増えたことにより、日常の買い物でもクレジットカードを使う機会が増えている。しかし、安定した収入がない人や少ない人”はクレジットカードを持つことが難しい”と感じる人も多いのではないだろうか。
今回は、クレジットカードの中でも「家族カード」に関する調査を実施。家族カードは、安定した収入のある本会員がいれば、その家族も本会員と同じカード機能や特典などを利用することができる。マイナビニュース会員503人にアンケートを行い、所持している割合やメリット、デメリットを聞いてみた。
まず、家族カードを持っていますか?と質問したところ、約6割が「持っている」と回答。作ったきっかけに関しては、「結婚を機に」が最も多い結果となった。さらに、持っている人にメリットを感じているかと聞いたところ、約8割が「メリットを感じている」ことが明らかに。
では、具体的にどのようなメリットがあるのだろうか……詳細を聞いてみた。
支払い管理やポイント集約が便利
・ポイントを1つにまとめられて、貯まったポイントでたまに贅沢ができる(31歳女性/専業主婦)
・一つの口座から引き落とされるため、家計管理にがすごく便利だと感じています(64歳女性/フリーター)
・家族で情報が共有できるし、家族でいくら使ったかが分かり易くていいと思う(64歳男性/会社員)
支払いの管理やポイントが集約できる点にメリットを感じている人が多いことが分かった。また、カードによっては年会費が無料だったり、個人で持つより年会費が安くなったりすることもメリットに感じている人もいるようだ。
身に覚えのない請求が……
それぞれで買い物をしても、ひとつに集約されるのがメリットと感じている人が多い一方、こんな声も。
・子供が勝手に使った。請求が大変なことに(48歳男性/会社員)
・ポイント失効に気をつかう(61歳男性/会社員)
・明細が旦那にバレてしまう(32歳女性/専業主婦)
何かあったときに子供に持たせていたカードが裏目に出ることも。子供に共有するときはルールを決める必要があるのかもしれない。また、明細を見れば、誰が何に使ったのか分かってしまうため、人によってはデメリットと感じる人もいるようだ。
調査時期: 2021年11月26日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 503人
調査方法: インターネットログイン式アンケート