ゼンハイザーは12月23日、コンシューマー部門におけるオーディオ愛好家向けヘッドホン/イヤホンの製造・組み立ての全行程を集約し、アイルランドに生産拠点を設立すると発表した。開発やデザインは引き続きドイツで行う。
アイルランドの生産拠点は、ゼンハイザーのトランスデューサー(ドライバー)の製造や、“ブランドの顔”でもあるHD 600系統の組み立て、その他多くのゼンハイザー製品のドライバーの生産を長年にわたって手がけてきた、高い専門性を有する生産チームだという。
「アートの領域にも達する妥協のない高水準の生産」から製品テストまで、それらに必要なマシンをすべてアイルランドに移管し、引き続きゼンハイザースタッフが製造を行う。
これにより、「ゼンハイザーの核となるトランスデューサー及び製品の品質を保証するだけでなく、将来的な品質のさらなる向上へとつながり、今までもこれからも極上のリスニング体験を創出する」としている。
対象製品は以下の通りで、該当製品の在庫は順次切り替わるとのこと。自社サイトと各販売店の製品ページも順次更新する予定だ。なお、生産国における製品の購入希望に添うことはできないとしている。
- HD 600
- HD 650
- HD 660S
- HD 800 S
- HD 820
- HDV 820
- IE 900
- HE 1
ゼンハイザー製品の生産拠点集約
— ゼンハイザー ジャパン (@sennheiserjapan) December 23, 2021
ゼンハイザーは、コンシューマー部門におけるオーディオファイル製品カテゴリーのトランスデューサーやヘッドホンの製造及び組み立ての全工程を一か所に集約し、オーディオファイルセンターの生産拠点をアイルランドに設立。https://t.co/dg0OlRyIzR pic.twitter.com/LGlZWo0Hzv