俳優の早乙女太一が連ドラ初主演を務める、ABCテレビの2022年1月クール新ドラマ『封刃師(ふうじんし)』(ABC1月16日23:25~、テレビ朝日1月15日26:30~※見逃し配信あり)の新たなキャストが23日に公開された。
人の心の闇が作り出す“穢刃”(けがれやいば)と、その穢刃を封印する“封刃師”(ふうじんし)の闘いを描く本格アクション活劇『封刃師』は、「劇団☆新感線」座付き作家で『髑髏城の七人』シリーズなどを生み出してきた中島氏が、「早乙女太一の殺陣」をテーマに書き下ろしたオリジナル作品。早乙女が演じる主人公の封刃師・御沙神駆(おさがみ かける)は、穢刃を持つ者に「鞘」のみで戦いに挑む。そのほか駆の相棒を務める遠藤雄弥演じる五百津翔(いおつ しょう)、中村ゆりか演じる鎮冥鞘師(しずめざやし)の石留カレン、深川麻衣演じる正義感の強い週刊誌記者・三條美緒(さんじょう みお)、手塚とおる演じる封印後の穢刃を回収する謎の男・巳前(みさき)、橋本じゅん演じる翔の父で、駆が封刃師となった理由に関わるキーパーソン・五百津肇(いおつ はじめ)が登場する。
このたび、毎話さまざまなシチュエーションで繰り広げられる駆との本格殺陣シーンに挑む、業界きってのアクション俳優たちの出演が決定した。第1話に登場するのは佐野岳。『仮面ライダー鎧武』で生身のアクションを披露した佐野が、穢刃を手に派手な立ち回りを見せる。第3話から登場する、封刃師の謎を追う警視庁一課の刑事・神代弓美(かみしろゆみ)役には、香港の日刊英字新聞では女優で唯一「アジア人アクションスター10人」に選出されるなど海外からも期待の高い武田梨奈。他にも、NHK連続テレビ小説 『エール』、映画『燃えよ剣』などへの出演に加え『ニトリ』のCMでも話題になった清水伸、舞台『魔界転生』、『刀剣乱舞』、『HELI-X』シリーズなど、話題作に立て続けに出演している、2.5次元俳優の玉城裕規、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演が決定しており、殺陣師としても活躍する野添義弘、武術太極拳選手権で世界一に輝いた後、女優に転身し、新世代アクション女優として注目されている山本千尋らが出演する。
またレギュラーキャストには、週刊誌記者・三條美緒の上司で、週刊誌「ニューズデイズ」編集長・村井寛春(むらいひろはる)役に矢柴俊博、警視庁一課の腕利き刑事・吉原光博(よしわらみつひろ)役にテイ龍進、吉原の後輩刑事・内藤逸雄(ないとういつお)役に野川慧、かつての駆の師匠であり、肇と共に穢刃と戦っていたドラマのキーマンとなる先代の封刃師・悟堂真(ごどうしん)役に坂口拓が決定した。
主題歌は『先生を消す方程式。』、『約束のネバーランド』など、数々のドラマやアニメの主題歌を担当している秋山黄色「見て呉れ」。本作の台本を読み込み、封刃師の苦悩を表現した書き下ろし楽曲となっている。秋山は「もしも精神が目に見えたら、決してはまらないパズルのピースのような酷い形をしていそうです。分かり合う事、生まれると手に入れてしまう『見た目』の歪さを書きました。ドラマの世界をより妖しく彩れていれば幸いです」とコメントを寄せた。