俳優の大鶴義丹とフリーアナウンサーの宇垣美里が、フジテレビ系ドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(1月6日スタート、毎週木曜22:00~)にレギュラー出演する。
ネットニュースの世界を舞台に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く同ドラマ。大鶴と宇垣が演じるのは、ドラマの中で黒木演じる主人公・凛々子(黒木華)や、舞台となる「カンフルNEWS」の編集部員たち劇中で見るワイドショー番組『ハヤミミ!』のMC役だ。
世間で騒がれている注目のニュースを取り上げる一方で、司会者がネットニュースに批判的な発言もするなど、「カンフルNEWS」の編集部にとっては相いれないような存在だが、凛々子がこの番組を見ながら“取材のネタ”をひらめくなど、作中で重要なポジションを担う。
大鶴が演じる名物司会者・竹富喜一郎は、自分こそが“世論の代弁者”であるという絶対的な自負を持ち、時に歯に衣着せぬ発言でスタジオ進行をするなど、その破天荒ぶりが人気の司会者。「カンフルNEWS」のことを名指しで批判するなど、ネットニュース自体に嫌悪感を見せる一面も。
宇垣が演じる女性アナウンサーは、暴走しがちな司会者だけでなく、持ち前のトーク力でニュースをあおる芸人コメンテーターまでもが顔をそろえ、放っておいたら歯止めが利かなくなるスタジオで、常に冷静に番組進行をサポートするなど番組にとっては欠かせない存在。失言も多い司会の竹富を時に制したり、時に受け流したりもする場面もあり、番組に華を添えるだけでなく、『ハヤミミ!』を陰で支えている。フリーに転身後、初めて“アナウンサー”役を演じることになる。
コメントは、以下の通り。
■大鶴義丹
「ワイドショーの司会役と聞いて、これは、いろいろとアイデアを試せると思いました。若い時の、みのもんたさん、を少し意識しています。また、ドラマの中で流れるワイドショー『ハヤミミ!』のスタジオでは暴走気味の私を、宇垣さんやコメンテーター役の新井義幸さんが、たしなめるような、そんな感じで撮影しています。そして『ゴシップ』というドラマタイトルを聞くと、 SNSなど、今の時代は有名人から一般の方まで、ゴシップ1つで人生を失う時代で、人の人生がかかった大きな問題だと感じます。今回、14年ぶりの木曜劇場ですが、この枠と言えば若者向けというよりも、人間の内側に迫るドラマが多いイメージです。その中で、こんなワイドショーがあったら、毎日見たい!と、思われるような芝居を心がけていきたいです」
■宇垣美里
「アナウンサーの役というのは、会社員の時にもお仕事で頂いたことがあったので、“あ、やったことある”と思いました。もしかしたら、あえて演技する必要も無いのかもしれないなと思いながら、出演のお話を伺いました。撮影をしてみて、楽しかったです。今回が2作品目ですし、自分にとって慣れ親しんだ舞台ということもあって、その点ではとても落ち着いて臨めているのではないかなと思います。それに司会役の大鶴義丹さんやコメンテーター役の新井義幸さんの服装がすごくかわいいんです。毎シーン、違う日の設定なので何度も衣装を変えたりするのですが、毎回お二人の衣装がすごくかわいいなと思いながら見ています!出ずっぱりという役ではないので、どちらかというと、ちらっと出てくるところを楽しみにしていただけたらなと思っています。フィクションではあるのですが、そのちらっと出てくるニュースのシーンがなじみのある情報番組になっていると思うので、フフっと笑っていただけたらいいなと思います」
■芳川茜プロデューサー(共同テレビ)
「ドラマ『ゴシップ』の世界において大きなポイントとなる劇中ワイドショー『ハヤミミ!』のMC陣に、豪華なお二人が揃って頂きました!メインMCをつとめる竹富喜一郎役には、お芝居はもちろんのこと、バラエティー番組でも存在感を発揮し、唯一無二のキャラクターが人気の大鶴義丹さん。凛々子たち“カンフルNEWS”の面々が挑んでいく“大きな世論”を象徴する存在でもある竹富を、一癖も二癖もあるユニークな大物司会者に仕上げてくださいました。そして、そんな竹富と番組を支えるのが、宇垣美里さん演じる女性アナウンサー。宇垣さんとは今夏の連続ドラマでもご縁があり、その多才な魅力に驚嘆したところでした。ぜひ、本業の一面も見てみたい!と思い、今回ぜいたくにもオファーさせて頂きました。女優として、また、アナウンサーとして安心感のあるお芝居で大きな説得力を与えてくださっています。この『ハヤミミ!』シーンは、キャストの皆さんがとにかく楽しんで撮影してくださり、“こんなワイドショーが本当にあったら面白そう!”と思えるシーンになっています。どうぞご注目ください!」