俳優の小手伸也22日、BS日テレ『BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志』(1月2日19:00~)の取材に応じ、初代林家三平役に挑んだ心境を語った。
取材会司会の日テレ豊田順子アナに「劇中三平さんにすごく似てると思いました」と絶賛された小手は「え~どうもすいません(笑)」と往年のギャグで返しながら、「改めて三平師匠の顔をじっくり研究したときに、ザキヤマさん(アンタッチャブル・山崎弘也)に似てるなと思いまして。ということは延長線上に僕もいれるなという気持ちが芽生えて、外見的には少し近づける気がしたんですけど、声質が全然違うので、ものまねはしないようにしようという気持ちが芽生えて、三平師匠になるために来たんだってことを常々考えながらやらせてもらいました」と、今回臨んだ心境を紹介。
劇中で落語にも挑戦しているが、「師匠の元でしばらく学べるのかなと思ったら、『これ見てください』って動画を渡されたんですよ。だから僕“YouTube師匠”に教わったんです。目がどうにかなるくらい見ました。せりふ回し以上に扇子の扱いとかも難しくて、結果的に林家三平じゃなくて、緊張した小手伸也があそこにいた(笑)」と苦戦したことを明かした。
小手は、『素人のど自慢』の司会をする場面がクランクインだったが、その参加者として絡む人が、「とんでもないサプライズゲストだった」とのこと。ただ、「クランクインの日に何も三平役として仕上がってない僕がですよ? 驚きのサプライズ出演してくださった方と絡むときに、ディレクターから来た演出が『適当に絡んでください』と。クランクインがその方とのアドリブだったんですね。とんでもない緊張感でまったく仕上がってない小手伸也がテレビに映ってると思います(笑)」と予告した。
(C)BS日テレ