インテージは12月21日、「年末・年始の旅行や帰省」に関する予定調査の結果を発表した。調査は12月10日~12日、全国の15歳~79歳の男女2,077人を対象に行われた。
まず、今度の年末・年始に旅行や帰省の予定があるかどうか聞いたところ、予定している人は全体で約3割と、予定がない人は6割以上となった。
次に、年末年始の過ごし方の予定についても尋ねると、全体では「実家への帰省」が15%で最多となった。旅行については「国内旅行(1~2泊の宿泊あり)」が9%、「国内旅行(日帰り)」が6%で多く見られている。
続いて、年末・年始の帰省や旅行の予定において変更などの検討をしたかどうか質問。すると、「変更などを検討した」という回答は38%となった。男女別では、男性では43%、女性では34%と男性の方が割合が高くなっている。
さらに、変更の検討内容についても聞いてみると、「国内旅行の日程を短縮、目的地を近県や近場へ」が2割弱となり、特に男性に多く見られた。また、「実家への帰省の日程を短く」や「国内旅行の移動方法を公共交通機関から自家用車へ」も1割弱の回答があった。そのほかには、「国内旅行」(5%)、「海外旅行」(3%)、「実家への帰省」(7%)なども。
実家への帰省で利用する移動手段については、「自動車:自家用車」が6割を占めた。次いで、「電車:新幹線」(17%)や「電車:新幹線・急行以外」(15%)、「電車:新幹線以外の急行」(11%)が続いた。
旅行や帰省の予定がある人に対し、予算の昨年との比較を尋ねた。すると、約3割が「昨年より増えそう」と回答し、反対に「昨年より減りそう」との回答は1割弱となった。全体の平均予算は、3万8,271円。男女別では、男性は3万9,559円、女性は3万6,912円となった。