こんなにユニークで美味しそうなポシェット、街で見かけたら二度見どころか、三度見、四度見までしてしまうかもしれません……。名古屋・岐阜・大阪に実店舗を構える生地・手芸屋「大塚屋」(@otsukayanetshop)さんがツイッターに投稿した写真に注目が集まっていました。

大塚屋岐阜店です。アンパンを腰にぶらさげたくなった時のために、こんなポシェットを作ってみました。(@otsukayanetshopより引用)

大塚屋さんが投稿したのは、なんと大きな“アンパン”……? かと思いきや、プリント布地で作られた、リアルすぎるアンパン風のポシェット。シックなファッションにとってもマッチしていて可愛いのですが、そのまま掴んで食べられそうなリアルさになんとも驚かされます。

実はこちら、大塚屋さんで販売している「できたてパン屋さんのパネルシーチングプリント」という布地を使って作られたもの。同じプリント内にはメロンパンやカンパーニュなどの他のパンもプリントされており、想像力が刺激されまくる人もいるのでは。

  • 「できたてパン屋さんのパネルシーチングプリント 赤」

大塚屋さん、こちらのポシェットの作り方も公開されています。同じものがぜひほしい! という方は、ぜひ布地を買ってこちらの画像を参考にしてみてはいかがでしょうか。

この投稿に、読者の皆さんからは「これやりたすぎるな?」「このセンス、大好き……!」「旨い! あんぱんだけに!」と称賛の声が寄せられていました。

投稿した「大塚屋」さんに聞いてみた

ーー「あんぱんポシェット」発想のきっかけをお教えいただけますでしょうか。

大塚屋さん:このポシェットは大塚屋岐阜店が投稿したものですが、売り場担当者がパンの布を見たときに「ポーチ」もしくは「ポシェット」が頭の中に浮かんだそうです。「ポシェット」のほうが日々使っているときにさまざまな人の目に触れるため、より楽しそうと思いポシェットを選びました。

ーー作るにあたり、こだわったポイントはありますか?

大塚屋さん:パンの内側に無地の「ブロード生地」を使用しているのですが、その色をあんぱんに合わせて「餡子」っぽい色にしています。

ーー多くの反響が寄せられています。

大塚屋さん:作品を多くの方にご覧いただくきっかけになり、とてもうれしく思います。どちらかというとあんぱんよりクリームパンのほうが好きですが、これをきっかけにあんぱんが大好物になりそうです。

ちなみに同じ布地のシリーズで「フランスパン」のプリントもあるのですが、これで作った袋もTwitterに投稿したところ「リコーダー以外にも○○を入れたい」といったようなコメントをたくさんいただきました。それにお応えするために「大小さまざまなフランスパンを並べた布」をオリジナルで企画しているところです。


筆者はぜひ、アンパンデザインの“アンパン入れ”、フランスパンデザインの“フランスパン入れ”を作ってみたいと思いました。皆さんはどう思いましたか?