SKTは、7型E Inkディスプレイを搭載したONYX InternationalのAndroidタブレット「BOOX Leaf」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭価格は32,800円前後を見込む。

  • BOOX Leaf

直販サイト「SKTNETSHOP」と楽天市場、Yahoo!ショッピングで販売。執筆時点ではいずれも売り切れとなっているが、次回入荷は1月中旬を予定しているという。Amazon.co.jpでも1月中旬から販売予定だ。

  • 利用イメージ

「手軽に購入できるマルチプラットフォームの電子書籍リーダーが欲しい」という声に応えて製品化。1,680×1,264ドット/300dpiの7型E Ink Cartaスクリーン(静電容量方式タッチ対応)を備え、OSにはAndroid 10を採用しており、Google PlayストアからKindleやHontoなど各種電子書籍ストアアプリをダウンロードして電子書籍リーダーとして使える。フロントライトは暖色と寒色に対応する。

Gセンサーによって画面を回転させて文字を大きく表示でき、A4固定レイアウトの電子書籍を横向きに表示させると、余白のカット機能により、B5相当の大きな文字サイズで読めるとする。

他にもスピーカーを内蔵し、電子辞書や英単語アプリによる発音を聞いたり、長文の読み上げ音声を聞いたりできる。また、マイクを搭載し、Google音声入力で声によるメモ取りに対応する。

OTG対応のUSB Type-C端子を備え、USBハブなどでキーボードやマウスをつないで使えるという。IEEE 802.11b/g/n/ac準拠の無線LANを備え、Bluetooth 5.0にも準拠する。クアルコムの8コアCPU(Cortex-A72+Cortex-A55)と2GBメモリ、32GBのストレージ(eMMC)を搭載。バッテリー容量は2,000mAh。

本体は「B6よりもやや小さめ」のサイズ感で、背面はマグネシウム合金製。カラーはシルバーグレー。本体サイズ/重さは165.6×130.8×5.95mm/170gで、別売のマグネティックケース(直販5,800円)と組み合わせても300g以下と軽く、読書に集中できるという。

なお、マグネティックケースには物理ボタンが付いており、pogoピンでBOOX Leafと接続。KindleやKobo、Honto、DMMなどの電子書籍アプリで物理ボタンによるページめくりに対応する。

BOOX Leafの付属品は、USB-Cケーブルやスクリーンプロテクターなど。さらに、5GBのONYXクラウドストレージと、3年間のソフトウェアアップデートを無料提供する。