「私が話す」「私に話す」「私と話す」。たった一つの文字を変えるだけで、話し手が違ってしまうこともある日本語。そこが日本語の難しいところでもあり、面白いところでもあります。
そこで今回は、そんな日本語の特性を上手く利用した遊び心たっぷりのイラストを紹介します。こちらの解毒さん(@1o0o9)の投稿をご覧ください。
ICカードに改札をタッチする人
(@1o0o9より引用)
通常、改札を通るときには「ICカードを改札にタッチする」はずですが……、『に』と『を』の助詞を入れ替えただけで、状況は逆転。改札をICカードにタッチすることに……。
あり得ない状況を描いたこのイラストに、ツイッター民からは「おじさん、逆逆!w」「逆だ逆~!」「違う、そうじゃない」「逆www」とツッコミの嵐。また、「そう来たか~ぃ!」「これ考えた人おもろすぎだろw」「その発想はなかった!」「インパクト強すぎてワロタ」「握力の凄さよ…!!」「面白すぎ笑」「こういうの好き」「これぞ逆転の発想」と、作者の発想力に称賛の声が続々と寄せられていました。
こんな面白い状況を作りあげた作者の解毒さんに、お話をうかがいました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― イラストを思いついたきっかけを教えてください。
解毒さん:きっかけとかは特にないです。いつもふと思いついたことをリマインダーにメモしているので、「ICカードに改札をタッチする人」もそのメモのうちの一つです。
―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。
解毒さん:良い反応をいただけて素直に嬉しかったですが、何人かネタでなくイラストそのものを褒めていただける声があって、それが一番嬉しかったです。
12月20日現在、20万近くもの"いいね"を集めたこの投稿。解毒さんのツイッターには、思いもよらない発想から作られたイラストなどが多数投稿されています。どれもクスッと笑える投稿になっていますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
ICカードに改札をタッチする人 pic.twitter.com/wLZ1ANcVx8
— 解毒 (@1o0o9) December 17, 2021