エン・ジャパンは12月20日、「新型コロナ後の企業選びの軸」に関する調査結果を発表した。調査は10月27日~11月24日、同社運営サイト「エン転職」を利用するユーザー1万554名を対象にインターネットで行われた。

  • 新型コロナウイルスを経験し、企業選びの軸で重視するようになったこと

    新型コロナウイルスを経験し、企業選びの軸で重視するようになったこと

「新型コロナを経験し、"企業選びの軸"は変わりましたか?」と尋ねたところ、38%が「変わった」と回答。その割合は、特に「コンサルティング・士業」(48%)、「マスコミ・広告・デザイン」(47%)、「IT・通信・インターネット」(44%)といった業種で高い傾向に。

また、何を重視するように変わったかと尋ねたところ、「希望の働き方(テレワークなど)ができるか」(44%)が最も多く、次いで、「勤務時間・休日休暇・勤務地が希望に合うか」(35%)、「企業・事業に将来性があるか」(34%)と続いた。

  • 企業のことを調べる中で、知りたくても自分で調べ切れなかった情報

    企業のことを調べる中で、知りたくても自分で調べ切れなかった情報

続いて、「企業選びの軸」を見つける時に、やっていることを教えてもらったところ、「インターネット・SNSで情報収集する」(45%)、「転職で叶えたいことに優先順位をつける」(44%)、「経験・スキルを整理する」(37%)が上位に。

また、企業のことを調べる中で、知りたくても自分で調べ切れなかった情報については、半数以上の方が「職場の雰囲気」(56%)と回答た。コメントを見ると「コロナ禍でweb上でのやり取りがほとんどなので、実際の職場の雰囲気がわかりづらい」「職場の雰囲気や人間関係は、実際に働いてみないとわからない部分が大きい。1日入社体験などがあれば社員のありのままの姿が見えるのでよいと思った」「店舗や事業所によって職場の雰囲気が違う場合もある」といった声が寄せられた。